実はギターリスト以外もツワモノ揃い。
元祖スーパー・バンド、ヤードバーズ。

オススメ度:★★★★☆
60年代ブリティッシュ・ビート、モッズ、パブロック専門 オンライン中古CDショップBEAT-NET RECORDS ⇒ THE YARDBIRDS(ヤードバーズ)のページはコチラ |
ヤードバーズというと、おいらの世代では3大ギターリストがいた伝説バンドという印象。
ところが最近はこの3大ギタリストというのはあまり意味を持たない。
なぜならエリック・クラプトン以外
ほとんど無名に近くなってきているからである。
ちなみに他の2人は共に現役。ジェフ・ベックとジミー・ペイジである。
なにが3大(だった?)ってあんた、とにかくすんげーからである。
ギター・テクニックがすごいのはいうまでもないが、
エリック・クラプトンはムッツリGIヘア。
ジェフ・ベックはバックレ常習の怒りんぼ。
ジミー・ペイジはケチンボ王子様(ルック)である。
知名度とキャラの強さで、
ヴォーカルとハープ担当のマッシュルーム頭、
キース・レルフも男前なのだがなかなか出る幕がない。
そのキース・レルフは歌がへただの、喘息だの、終いには感電死。
ああキース・レルフ悲し!
しかし、・・・しかしである。
おいらはキース・レルフが大好きなのだ。
たしかに歌はあまり上手くないけれどへたでもない。
それに、あの必殺ブルース・ハープがあるではないか。
(ライヴでキース・レルフが喘息で歌えなくなった時には、
クリス・ファーロウやロッド・スチュワートやらが飛び入り参加してたらしい。)
というわけでヤードバーズである。
おいらは知っているのだ。
3大ギターリストばかり目立っているが、このバンドには超ド級の男がいる事を。
その男の名はポール・サミュエル・スミス(ベース)。
写真で見ると鼻が上がってる(豚鼻)のですぐわかる。
そしてこれまたツワモノ、ドラムのジム・マッカティーと組んで、
あのフリーキーで絶妙なリズムを生み出している。
そうなのだ。
後にバンドはジミー・ペイジにのっとられはしたが、
ヤードバーズは有名ギターリストを出しただけのバンドなどではなく、
実にカッコいーモッドなブリティッシュR&Bバンドなのだ。
間違ってもエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジのバンドなどではない。
バンド名もチャーリー・パーカーの曲名からいただくなんて、
モッドで洒落たセンスではないか。
そのあまりのモッド的センスに早くもR&Bを離れ、
ポップ化していったが・・・
というわけでヤードバーズである。
あれっ、もう一人メンバーが・・・
そう本当の悲劇はサイド・ギター、ベース(、マラカスもやってる)と
たらいまわしにされた(今はカメラマン)クリス・ドレヤである。

●なんだかカッコイーねぇ!
かなりの数のCDが出てるけど、内容は似たような編集盤ばかり。
とりあえず「フォヨラッ(For Your Love)」で始まるベストはやめとくが無難。
とりあえず「フォヨラッ(For Your Love)」で始まるベストはやめとくが無難。
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FIVE LIVE YARDBIRDS デヴュー作にしてライヴのこいつはやはり欠かせない。 スゴイ演奏力と勢い一発のキースのヴォーカル&ハープは、 ...とにかくカッコイーのだ! |
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ROGER THE ENGINEER ヤードバーズにもいろいろな面があるが、 ここはアイデアがいっぱい詰まった本作で、 バンドとしてのすごさに震えてみよう! |
ちょっとわかりにくいヤードバーズのオリジナル・アルバム、ディスコグラフィー。
FIVE LIVE YARDBIRDS (1965/1)
全部カバー! 脅威のファースト・アルバムにしてライヴ盤。
FOR YOUR LOVE (1965/8)
シングルと「 FIVE LIVE YARDBIRDS 」を寄せ集めたUS仕様。
SONNY BOY WILLIAMSON & THE YARDBIRDS (1966/1)
本場ブルース・ハーピストのバックを努めたライヴ盤。
HAVING A RAVE UP (1966/1)
またまた寄せ集めのUS仕様。
ROGER THE ENGINEER (1966/8)
不思議なカッコよさ、スタジオ録音の最高傑作!
LITTLE GAMES (1967/7)
ジミー・ペイジ時代のスタジオ録音盤。
LIVE YARDBIRDS FEATURING JIMMY PAGE (1971/9)
ツェッペリン人気便乗のライヴ盤。
全部カバー! 脅威のファースト・アルバムにしてライヴ盤。
FOR YOUR LOVE (1965/8)
シングルと「 FIVE LIVE YARDBIRDS 」を寄せ集めたUS仕様。
SONNY BOY WILLIAMSON & THE YARDBIRDS (1966/1)
本場ブルース・ハーピストのバックを努めたライヴ盤。
HAVING A RAVE UP (1966/1)
またまた寄せ集めのUS仕様。
ROGER THE ENGINEER (1966/8)
不思議なカッコよさ、スタジオ録音の最高傑作!
LITTLE GAMES (1967/7)
ジミー・ペイジ時代のスタジオ録音盤。
LIVE YARDBIRDS FEATURING JIMMY PAGE (1971/9)
ツェッペリン人気便乗のライヴ盤。
ヤードバーズの編集アルバム、ディスコグラフィー。
BLOW-UP
映画「欲望」のサントラ。カッコイーぞ!
LIVE! BLUESWAILING JULY '64
スタジオ・アウトテイク+初期ライヴで収録曲少なく中途半端な感じですが内容は良い!
BBC SESSIONS
いわゆるBBCもの!
SHAPES OF THINGS
初期ヤードバーズ満載の4枚組セット!
CUMULAR LIMIT
びっくり映像もついたCD!
映画「欲望」のサントラ。カッコイーぞ!
LIVE! BLUESWAILING JULY '64
スタジオ・アウトテイク+初期ライヴで収録曲少なく中途半端な感じですが内容は良い!
BBC SESSIONS
いわゆるBBCもの!
SHAPES OF THINGS
初期ヤードバーズ満載の4枚組セット!
CUMULAR LIMIT
びっくり映像もついたCD!
ヤードバーズ関連のアルバム。
1991 CHICAGO BLUES TAPES! / PRETTY THINGS - YARDBIRD BLUES BAND (1991)
ジム・マッカーティーがプリティ・シングスと合体したブルース・バンドの第1弾。
WINE, WOMEN & WHISKEY / THE PRETTY THINGS / YARDBIRD BLUES BAND (1993)
ジム・マッカーティーがプリティ・シングスと合体したブルース・バンドの第2弾。
ROCKIN' THE GARAGE / THE PRETTY THINGS 'N MATES (1992)
プリティ・シングスとインメイツの合体アルバム。ボーナス・トラックとしてジム・マッカーティーが1曲参加。
ジム・マッカーティーがプリティ・シングスと合体したブルース・バンドの第1弾。
WINE, WOMEN & WHISKEY / THE PRETTY THINGS / YARDBIRD BLUES BAND (1993)
ジム・マッカーティーがプリティ・シングスと合体したブルース・バンドの第2弾。
ROCKIN' THE GARAGE / THE PRETTY THINGS 'N MATES (1992)
プリティ・シングスとインメイツの合体アルバム。ボーナス・トラックとしてジム・マッカーティーが1曲参加。