モダーンズという意味でのモッズでは最適任者。
先端オルガン・プレーヤー、ブライアン・オーガー。

オススメ度:★★★★
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モッズっぽくないけど、モッド中のモッド、ブライアン・オーガー(BRIAN AUGER)。
グルーヴィーなオルガン・サウンドで、
ジャジーなテイストあふれるR&Bをプレイして、
当時のモッズ・クラブでも人気だったというブライアン・オーガー。
そのテクニックは一級品でジャズ・ミュージシャンとしてもうならせたほど。
さらにその音楽知識も優れているであろうと思われ、
その高度なサウンドは、60年代にして既にフュージョンちっくな面も。
あまりにも時代の先端、モダーンズなブライアン・オーガーっす。
しかしフュージョンちっくなところがどうも苦手なおいらの場合、
ブライアン・オーガーといえば、「いとしのジュリー」。
もちろん、沢田研二じゃぁないです。
ジュリーといえば、ジュリー・ドリスコール(JULIE DRISCOLL)。
ブライアン・オーガー&ザ・トリニティーのヴォーカルの女性です。
キュートなルックスなのに、パワフルなヴォーカル。
スティーヴ・マリオットとスティーヴ・ウィンウッドを足して2で割った、
・・・なんていったら言いすぎでしょうか?
いやいやそんな事は、全然ナシ。
スティーヴ・マリオットのパワフルさと
スティーヴ・ウィンウッドのスムーズさをあわせ持ち、
ソウルの女王、アレサ・フランクリンにも匹敵する
間違いなくモッズ界、最高の女性ヴォーカリストです。
(褒め過ぎ!?)
なんでもジュリーはヤードバーズのおっかけだったとかいうし、
見た目がキュートでモロにスィンギン・ロンドンだっていうんで、
ただのアイドル系60'sガールだと思ったらヤバイことになります。
おいら、このジュリーのヴォーカル好きだなぁ。
数少ない女性ヴォーカルのお気に入りです。
いとしのジュリーです。
・・・ということで、ブライアン・オーガーですが、
ビート派はジュリー・ドリスコール入りをオススメいたします。
そうそう、ブライアン・オーガーにジュリー・ドリスコールといえば、
あのスーパー・グループ、スティーム・パケット(THE STEAMPACKET)。
もちろん、ヴォーカルはジュリー・ドリスコールに
あのロッド・スチュワート、さらにはロング・ジョン・ボルドリーの
スリー・トップ構成の超攻撃型バンド。
さらにそのサウンドはあまりにもベタな
モータウン・ベースの超洗練モッズ・ビート。
ブライアン・オーガーを紹介するはずが、出てくる余地が・・・
続きは『 THE MOD YEARS 』で。
まずはベスト盤からなら。
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THE MOD YEARS いわゆるモッド・ジャズ・オルガンを聴くなら初期ブライアン・オーガー。 スーパー・グループ、スティーム・パケット音源も収録の強力編集盤。 パワフル&ソウルフルなジュリー・ドリスコールのヴォーカルもこれまた強力。 |
ブライアン・オーガー&ザ・トリニティのオリジナル・アルバム、ディスコグラフィー。
OPEN (1967)
DEFINITELY WHAT (1968)
STREETNOISE (1969)
BEFORE (1970)
DEFINITELY WHAT (1968)
STREETNOISE (1969)
BEFORE (1970)
ブライアン・オーガー、ジュリー・ドリスコールの編集アルバム、ディスコグラフィー。