モッズとロックと田舎に恋した男、ロニー・レイン。
エイプリル・フール生まれのシャレたオッサン。
オススメ度:★★★★☆
60年代ブリティッシュ・ビート、モッズ、パブロック専門 オンライン中古CDショップBEAT-NET RECORDS ⇒ RONNIE LANE(ロニー・レイン)のページはコチラ |
ご存知、ロニー・レイン。
モッズ・バンド、スモール・フェイセズ、
そしてフェイセズのベース&ヴォーカルだった男である。
超人気バンドのメンバーだったわりには地味目。
フェイセズ脱退後に結成したスリムチャンスのサウンドも地味といえば地味ですし。
しかしまぁ、なんともいい音楽を作るんですよね。
特に曲を作るのが、実にうまい。
スモール・フェイセズ、フェイセズ時代はベース・プレイヤーとしてのイメージですが、
自作曲も多く、クリエイターとしてのセンスも抜群。
フォーキー調な曲がメインですが、そのライヴ・プレイは実にホット、
まさにロッキン・フォークっす。
ホント、音楽が好きなんだなぁと感じさせてくれる曲、プレイを見せてくれます。
後年、病気が進行し体が思うように動かなくても、
常に曲は作り続けていたようですし、歌い続けていました。
(ロニー・レインは1977年頃に多発性脳脊髄硬化症という病気と診断され、
1997年6月4日に51歳で他界。)
それにしてもロニー・レインという人は、
きっと夢を見るのが好きなんでしょう。
自身の移動スタジオで寝泊りしながら、なんの宣伝も無しに、
サーカス団とツアーして英国中をまわったりするなど、
スリムチャンス以降の活動にはちょいと現実ばなれしたところがあります。
なんで、営業センスはナシ。
その音楽的才能にもかかわらず、
さっぱりと儲からなかったそうです。
でも、本人にとっては、楽しい日々だったに違いないですがね。
ロニー・レインのお奨めアルバム。
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ANYMORE FOR ANYMORE フェイセズ脱退後にロニー・レインが出した最初のソロ・アルバム。 とにかく曲、メロディが素晴らしく、思わずホロリ。 ロニーのソロ4枚の中で1番オススメ。 |
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MAJIC MIJITS スモール・フェイセズ時代の相棒、 スティーヴ・マリオットとのデュオ・アルバム。 スリム・チャンス路線のソウル&フォーキー・サウンドは内容充実。 |
スリム・チャンス、ソロ時代のオリジナル・アルバム、ディスコグラフィー。
ANYMORE FOR ANYMORE (1974)
スリム・チャンスのファースト・アルバム、ズバリ名盤
RONNIE LANE'S SLIM CHANCE (1975)
スリム・チャンスのセカンド・アルバム
ONE FOR THE ROAD (1976)
スリム・チャンスのサード・アルバム
SEE ME (1980)
ロニー・レイン名義となった4枚目のソロ・アルバム
スリム・チャンスのファースト・アルバム、ズバリ名盤
RONNIE LANE'S SLIM CHANCE (1975)
スリム・チャンスのセカンド・アルバム
ONE FOR THE ROAD (1976)
スリム・チャンスのサード・アルバム
SEE ME (1980)
ロニー・レイン名義となった4枚目のソロ・アルバム
ロニー・レイン関連のデュオ・アルバム、ディスコグラフィー。