おとぎの国の王子様だけど、結構クセモノ、ドノヴァン。
オススメ度:★★★★
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メルヘンだとかおとぎの国の王子様だとかいう
冗談みたいなイメージが先行しているけれど、
これがなかなかのクセモノ。
ある意味BEAT-NETにもっともふさわしいビートニックな男、
ドノヴァン(DONOVAN)なのである。
デヴューの頃はもろフォーク・サウンドだったけれど、
プロデューサーのミッキー・モストと組んでから、これがいい感じに変身。
メルヘンチック、シュールといわれる詞の内容は、よーわからんのでおいとくが、
おいらのお気に入りはそのサウンドなのだ。
時々、とんでもなくカッコイー曲があるので注意が必要である。
基本はやはりフォークだと思うのだけれど、
トラッド、ポップ、ビート、サイケ、ファンク、ジャズ...などが入り混じり、
さらには無国籍風の不思議な感じもあり、なんともカッコイー。
意外とグルーヴィーな曲が多いのもポイント。
しかもそのノリは軽く、
ビミョーにインチキくささも含んだ(本人はかなり真面目だと思う)風合い。
またそのスイート(?)な声質が、
どんなインスト構成、アレンジでも不思議と溶け込んでしまうのがお見事。
ロンドン界隈でいち早くサイケを取り入れるなどセンスも抜群。
シタールにも早くから興味を持っていたようだし、
ビートルズにもかなりの影響を与えている。
テンパーのルックスもなかなかいい味だしてるし、交友関係もいい感じで、
(ビートルズ、ボブ・ディラン、ツェッペリン、ジェフ・ベック・グループら大物関連多し)
チラホラとその顔(名前)が出てくる。
さらになんと長男は連れ子で、
あのローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズが実父だとか...
残念ながら、60年代の中期から70年代前期にかけてネタを出し尽くし、
一気に落ち目になっちゃったみたいだけど、
現在も活動中との事。がんばって下さい。
●なかなかキュートなルックスなのだ!
ドノヴァンお奨めの1枚。
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DONOVAN'S GREATEST HITS 反則気味のベスト盤である。 ドノヴァン本来の姿とは思えないけど、 シングル向けに練られた楽曲などは、やっぱりカッコいー! |
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あやしい雰囲気満載の黄金時代。おいらにとってのドノヴァンはここから!
SUNSHINE SUPERMAN (1966.9)
あやしさいきなり全開の1枚!
MELLOW YELLOW (1967.3)
なんともあやしいフワフワ感!
A GIFT FROM A FLOWER TO A GARDEN (1968.4)
思わずあやしいジャケに誘われるいい感じのフォーク回帰盤!
DONOVAN IN CONCERT (1968.8)
ライヴ盤、未聴。
THE HURDY GURDY MAN (1968.11)
あやしいアレンジはなんとレッド・ツェッペリンのメンバー!
BARABAJAGAL (1969.8)
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