イギリスの超大物バンドの1つなのに、
なぜかそれを感じさせない不思議なバンド、ザ・キンクス!
オススメ度:★★★★★
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涙のキンクスなのだ!
なぜ涙なのか?
それは同時代にデビューしたローリング・ストーンズ、ザ・フー、(ビートルズは別格)
と比べてみるがよい。
ルックスもさほど悪くなく、初期はアイドル並みの人気で、
ある程度以上のセールスも記録。
しかしビッグ・ネームといわれつつも、なぜかいつもマイナーな匂いがする。
曲だって涙なのだ!
なぜ涙なのか?
それはホントにいい曲が多いからである。
同時代の他のバンドのヒット曲と比べてみるがよい。
ガチャガチャなサウンドの中に潜む豊かなメロディーと哀愁を備えた名曲の嵐。
アルバムだってもう名盤の嵐なのだ!
しかし歴史上の決定的な大名盤が無いのもキンクスらしい。
現在に至るまでそのキンクスを支えるのはレイ、デイヴのデイヴィス兄弟。
兄レイ・デイヴィス、この男は只者ではない。
曲と同様、本人も相当ひねくれていると思うが、天才なのは間違いない。
とにかくいい意味でも、悪い意味でもオリジナリティ高し。
弟デイヴ・デイヴィス、この男も只者ではない。
女にもすごいらしいが、ギタリストとしてのセンスもそれ以上にすごい。
意外なほどバランス感覚に優れていてオリジナリティ高し。
ちなみにこの2人の兄弟仲の悪さ、これまた只者ではない。
このままキンクスは自然消滅してしまうのだろうか・・・
さぁ、とにかくキンクスなのだ。
シングルを聴いてもヨシ。アルバムを聴いてもヨシ。ベストを聴いてもヨシ。
どれを聴いてもやっぱりカッコイー、ザ・キンクス!

●ちょっぴりアイドルだった時も!
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KINK KONTROVERSY キンキー・サウンド満載。 ビート・ナンバー中心だが、どこか変。 そこがまたくせになる、初期の最高傑作。 |
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KINKS やっぱりこのドタバタ感、はずせません。 若さはじけて、猛突進のファースト・アルバム。 すでにオリジナル曲が抜群に光ってます。 |
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KINDA KINKS モッズ派にはモータウンが香るこのアルバムがオススメ。 やや渋めのR&Bビートがじわりと染み込んでくる傑作。 セカンドにしてほとんがオリジナル曲でこれまた絶品。 |
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THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY アルバム・コンセプトとか、どうのとかは別にして、 とにかく曲が抜群の良さ! 文句なしの素晴らしいアルバム。 |
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MUSWELL HILLBILLIES なんというんだろう、極めつけ、とか決定的というのではないが、 ・・・うーん、なんだかジワリとカッコイーのだ! キンクス流パブロックなアルバム。 |
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BBC SESSIONS 1964-1977 おなじみBBCのキンクス盤。 選曲もいいし、2枚組みとヴォリュームもなかなか。 しかも、雰囲気ムンムンのプレイでシビレさせてくれます。 |
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ULTIMATE COLLECTION 初期パイ時代のシングル、代表曲を中心に、 キンクスの中期、後期からの曲からも選曲された、 キンクス入門向けのCD2枚組みベスト盤。 |
いわゆるパイのビート時代のアルバム・ディスコグラフィー。
キンキー・サウンド爆裂!
KINKS (1964/10)
若さあふれるファースト!
KINDA KINKS (1965/3)
ちょっぴり大人のセカンド!
KINK KONTROVERSY (1965/11)
キンキー爆裂のサード!
いわゆるパイの哀愁時代のアルバム・ディスコグラフィー。
ヒネクレ・サウンド爆発!
FACE TO FACE (1966/10)
レイ・デイヴィス暴走時代の兆しが!
SOMETHING ELSE (1967/9)
ちょっぴりサイケな英国サウンド!
LIVE AT KELVIN HALL (1968/1)
モコモコ感たっぷりライヴ盤! とにかく客がうるさい!
THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY (1968/11)
短編小説のような味わい深いあまりにも素晴らしい作品。
ARTHUR OR THE DECLINE AND FALL OF THE BRITISH EMPIRE (1969/10)
ストーリー仕立ての軽快なロック作品。
LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND - PART 1 (1970/11)
やはりストーリー仕立て。PART 2は無し。
いわゆるキンクスのRCA時代のアルバム・ディスコグラフィー。
採算無視、レイ・デイヴィス大暴走!
MUSWELL HILLBILLIES (1971/11)
なにげにカッコイー、キンクス風パブロック!
EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ (1972/8)
なにげにキマッたスタジオ、ライヴ混合盤。
PRESERVATION: ACTS 1 (1973/11)
「VILLAGE GREEN ...」の続編? その内容は?・・・理解不能。
PRESERVATION: ACTS 2 (1974/5)
さらなる続編? ハッキリ言って???
A SOAP OPERA (1975/4)
こうなってくるともう???
SCHOOLBOYS IN DISGRACE (1975/11)
さすがにシンプルに帰りつつあるような?
キンクスの初期音源が聴ける編集アルバム、ディスコグラフィー。
PERCY (1971/3)
サウンドトラック盤だけど結構楽しい。
COMPLETE SINGLES COLLECTION
欠かせません、パイ時代のシングル・コレクション。
BBC SESSIONS 1964-1977
おなじみBBC音源。コレかなり楽しめます。
ULTIMATE COLLECTION
キンクスの初期〜後期の代表曲を2枚のCDにまとめたベスト編集盤。
THE SINGLES COLLECTION / THE SONGS OF RAY DAVIES: WATERLOO SUNSET
キンクスのパイ時代ベストに未発表デモ等を収録したレイ・デイヴィス曲集がセット。
キンクスの関連リンク。
キンクスの中古CD
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