モコモコ・サウンドで有名なキンクス初期のライヴ・アルバム。
それにしても当時は凄い人気だったのがありありの歓声。
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1968年1月
とにかく音が悪いことで有名なキンクスのライヴ盤。
たしかにモコモコとして雑音だらけで聴きづらいのなんのって。
トンネルの中で聴いてるみたいである。
しかしそこは人気絶頂時のライヴで、大盛り上がり。
(後から歓声をかぶせたってハナシも・・・)
選曲もビート・ナンバーからコミカル調なものまで幅広い。
いきなし、極めつけ[1]で観衆はもう騒ぎっぱなし。
当時、大ヒット中の[4]では得意の観客による大合唱。
デイヴの歌う[7]で、きっと会場は大興奮状態で女性失神者続出(のハズ)。
「Happy Birthday」の大合唱をはさみ必殺の[8]で男性失神者続出(のハズ)。
[9]のメドレーはなかなか楽しい。「Tired Of Waiting For You」への展開は少々強引だが。
・・・と終始、盛り上がりっぱなしのまま終わる。
「LIVE AT THE KELVIN HALL」とタイトルにあるものの、実際は複数の会場での録音になるらしい。
音の良い悪いは別にして、とにかく当時のライヴの雰囲気を知るには楽しめる。
いやー、とにかくキャーキャーとすげーすげー。
最後は「Beautiful Delilah」のイントロが聴こえたと思ったらフェイド・アウト。
もうちょっと聴きたいやら、ちょっとホッとしたやら・・・複雑な気分で終わる。
(しかしコンプリート盤とか出たら、もちろん最後まで付き合うヨ!)
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[1] Till The End Of The Day [2] A Well Respected Man [3] You're Looking Fine [4] Sunny Afternoon [5] Dandy [6] I'm On An Island [7] Come On Now [8] You Really Got Me [9] Medley: a) Milk Cow Blues b) Batman Theme c) Tired Of Waiting For You d) Milk Cow Blues CREDIT: Ray Davies: Vocals, Guitar Dave Davies: Vocals, Guitar Pete Quaife: Bass, Backing Vocals Mick Avory: Drums |
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