コピー・バンドからはじまったって、ここまでカッコよくなれる。
あの雰囲気がムンムンと丸出しのカウント・ビショップス。

オススメ度:★★★★
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いわゆるビート系パブロック・バンド、カウント・ビショップス。
R&Bに影響を受けたバンドというより、まんまローリング・ストーンズを中心とした
60年代のブリティッシュ・ビート〜ブルース・ロックをコピーしまくったバンド
...という方がしっくりくるカウント・ビショップス。
(後にカウントがとれてビショップスとなる。)
デヴューは1975年だから、メンバーは少年時代にモロ、
次々に押し寄せるブリティッシュ・ビート軍団にイカレてしまったんだろう。
もうストーンズ、プリティ・シングス、キンクス、ヤードバーズなどの 60年代ブリティッシュ・ビートが好きで好きでたまらないって感じがよーく出てる。
...なんでちょいとブルーな深みに欠けるような気がするが、
なんだかアブナーイ雰囲気まで漂ってきそうな匂いがプンプンしてて、
おいらはどうにも憎めないのである。
そしてカバー曲があまりにもベタなんで気がつきにくいが、
オリジナル曲もポップな要素があり、ナカナカいい感じ。
なかなかのツワモノ・バンドと見た!
しかしこのバンド、短い活動期間中に結構メンバーが変わってる。
最初のEPを出したところで、ヴォーカルのマイク・スペンサーが抜け、カンニバルスを結成。
(このカンニバルスにはインメイツのメンバーも在籍していたという!)
「THE LONDON R&B SESSIONS」に"Satisfaction"の替え歌みたいなオリジナル曲のライヴが収録。
(ホント、ストーンズが好きなのね!)
後任ヴォーカルとしてデイヴ・タイスが加入し、フル・アルバムを発表。
しかし、ベースのスティーヴもウイルコ・ジョンソン・ソリッド・センダースへ。
その後、数枚のアルバムを発表するが、結成言い出しっぺでギターのゼノンが交通事故死し、バンドは活動停止。
もう一人のギター、ジョニー・ギターはドクター・フィールグッドに加入する。
まぁ、このテのバンドの真価は、やっぱりライヴ。
とにかくライヴ、ライヴ、ライヴの連続で鍛えられたであろうそのサウンドは、
ライヴ盤で聴くとザラザラとしてて、いい感じ。
こんなビートはやっぱカッコイーのだ!

●恐そう!
カウント・ビショップスお奨めの3枚!
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SPEEDBALL +11 びっくりするくらいのストレートさ。 まんまストーンズのコピーなのだ。 なんとも愛らしい1枚! |
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THE COUNT BISHOPS カウント・ビショップスの実質的なファースト・アルバム。 ザラザラっとした感触がなんともいー感じで、ドクター・フィールグッド好きならこれもOK! オリジナル曲もなかなかセンスよくてマル。 |
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LIVE! このテのバンドはライヴがいい。 荒い中にも安定感あるプレイはさすが。 一気に突き進む、ダルさ無しの1枚。 |
とりあえずはベストからなら...まさにコレがピッタリ!
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THE BEST OF THE COUNT BISHOPS 選曲はバランスいいし、曲もいっぱい入って便利なベスト盤。 得意のライヴからの音源もセレクトされているし、 「SPEEDBALL +11」と合わせれば、このバンドの全貌は見えたり! |
カウント・ビショップス、ビショップスのオリジナル・アルバム、ディスコグラフィー。
SPEEDBALL (1975/11)
元々4曲入りEPとして発売し、さらにプラス11曲、ナイス!
GOOD GEAR (1977)
オランダ、フランスで出たマイク脱退後のアルバム...だとか。デモっぽい音らしい。
THE COUNT BISHOPS (1977/7)
デイヴ・タイス加入後の初アルバム!
LIVE! (1978/4)
ビシッとキマッたライヴ盤。バンド名がビショップスに!
CROSSCUT (1979/5)
こいつが最後になっちゃったのだ!
元々4曲入りEPとして発売し、さらにプラス11曲、ナイス!
GOOD GEAR (1977)
オランダ、フランスで出たマイク脱退後のアルバム...だとか。デモっぽい音らしい。
THE COUNT BISHOPS (1977/7)
デイヴ・タイス加入後の初アルバム!
LIVE! (1978/4)
ビシッとキマッたライヴ盤。バンド名がビショップスに!
CROSSCUT (1979/5)
こいつが最後になっちゃったのだ!
カウント・ビショップスの編集アルバム、ディスコグラフィー。