ビショップス悲劇のラスト・アルバムに。

オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1977年7月
いきなりキンクスのコピー(カバーでは無い)でスタート、さすがである。
ギター・ソロもそのままに、コーラスなどは無しとアマチュアのり。
さらに[5]でフリート・ウッド・マック、[6]でストーンズ、
さらにさらに[8]でゼム、[12]でサヴォイ・ブラウン(この曲カッコイー)、
[10]はガレージ定番曲、スタンデルスである。([3]は誰のコピーだ?)
60年代のブリティッシュ・ビートからブルース・ロック、
ガレージと実に素直に影響丸出しのコピー。
ちょいと残念なのが、前EP「SPEEDBALL」に比べるとハープがなくなり、あの雰囲気は薄めなトコか。
しかしファースト・アルバムである。コピーじゃぁやっていけない。
そこでヴォーカルとして迎えたデイヴ・タイスのドス声を生かし、
[2],[4],[7],[9],[11]と全体の半数近くにオリジナル曲を随所に配し、そちらでも勝負。
こちらはポップな味があり、ちょいとアレンジに深みが足りないけど、いい味だしてるのだ。
なかなかセンスが良いと見た!
このアルバムを最後に、ベースでオリジナル曲も手掛けてるスティーヴがウイルコ・ジョンソン・ソリッド・センダースへ。
([11]は、ソリッド・センダースでも再演したが、そちらはイマイチ。)

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THE COUNT BISHOPS / THE COUNT BISHOPS
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[1] I Need You [2] Stay Free [3] Down In The Bottom [4] Talk To You [5] Shake Your Moneymaker [6] Down The Road Apiece [7] Baby You're Wrong [8] Don't Start Crying Now [9] Someone's Got My Number [10] Good Guys Don't Wear White [11] You're In My Way [12] Taste And Try |
CREDIT
Produced by The Count Bishops
Dave Tice: Vocals, Harmonica
Zennon De Fleur: Guitar, Vocals
Johnny Guitar: Guitar, Vocals
Steve Lewins: Bass
Paul Balbi: Drums
Dave Tice: Vocals, Harmonica
Zennon De Fleur: Guitar, Vocals
Johnny Guitar: Guitar, Vocals
Steve Lewins: Bass
Paul Balbi: Drums