SMALL FACES
スモール・フェイセズ・ガイド

見た目は超キュート、サウンドは超ハード。
こいつが真のモッズ・バンド、スモール・フェイセズ。

オススメ度：★★★★★

60年代ブリティッシュ・ビート、モッズ、パブロック専門 オンライン中古ＣＤショップBEAT-NET RECORDS ⇒ SMALL FACES（スモール・フェイセズ）のページはコチラ

以前はよく写真集ばっか見ていたもんです。
なにしろカッコイーから・・・

まず、一番カッコイーのは前髪真ん中分けのヴォーカル、ギターのスティーヴ・マリオット。
一見童顔だが、実際はかなり飲んべぇのパブ野郎。
晩年は残念ながら、後退したデコと人気が痛々しいくらいだった。

ベースのロニー・レインだってなかなか。
一見オヤジ顔だが、とにかくシャレ者のモッド野郎。
スティーヴ・マリオットとの作曲コンビはホント絶妙だった。

ドラムはケニー・ジョーンズ。
一見すると普通だが、がんばってモッズしてみましたって感じが憎めない。
後にライバル・バンドであるフーのメンバーになって苦労も多かったことでしょう。

キーボードはイアン・マクレガン。
一見おとなしめだが、ローリング・ストーンズと絡んだりするなどキャリアは派手目。
彼のオルガンはひたすらグルーヴィーだった。

・・・という事で西(ウエスト・エンド)のフーに並ぶ
東(イースト・エンド)のモッズ・バンドとして有名だけれど、
フーの方は、戦略的に意識してモッズ的なサウンド、ファッションをしていたのに対して、
スモール・フェイセズは生粋のモッズだったメンバーが作った生まれながらのモッズ・バンド。

しかし、そのあまりのカッコ良さから当時はアイドル的なバンド扱いだったらしい。

確かにバンド名にスモールが付くとおり全員が身長170センチ以下というメンバーが揃った、
チビッコでかわいい感じだけれど、見た目にだまされちゃぁいけないのだ。

実態はどっかん小僧スティーヴ・マリオット率いる、ワイルドなライヴ・バンドなのだ。
そしてマリオット／レインなるソングライター・コンビがいるアーティスト集団。
めちゃくちゃ熱くてパワフルな素晴らしいバンドなのである！





●やっぱりカッチョエーなぁ！