デッカ時代のシングルやアウトテイクを集めた編集盤ですが、
抜群のカヴァー曲などがあり、モッド・サウンド好きにはハズせない1枚!
オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1967年6月
いちおうセカンド・アルバムなのだが、
スモール・フェイセズがイミディエイトに移籍してしまったので、
デッカが当時のシングル、アウトテイクを寄せ集めてでっち上げたアルバム。
なので、ファースト・アルバムといくつかの曲がダブりますが、
引き続きシャープな楽曲が満載の1枚。
ほんの少し、サイケ的なニュアンスもありますが、
基本的にはポップとソウルの絶妙なミックスのモッド・ビート。
ファーストが気に入れば、こちらも間違いなく気に入るでしょう。
スティーヴ・マリオットの熱いヴォーカルに、切れ味抜群のギター。
ストレートにブイブイと責めるロニーのベース。
イアン・マクレガンのグルーヴィーなハモンドが絡み、
意外と派手めなケニーのドラムとすべてがグッド。
マリオット/レインの曲、[9]《 All Or Nothing 》は、全英でナンバー・ワンをとった、
スモール・フェイセズの代表曲で、素晴らしい曲です。
プレイ良し!曲良し!ルックス良し!・・・と惑星一クール。
おいらのベストはマーヴィン・ゲイのカヴァー[10]の破壊的パワー・トラック。
なんとヴォーカルは初代キーボードのジミー・ウィンストン。
どうにもカッコよいです。
そして、ビートルズもカヴァーしたスモーキー・ロビンソンの[13]は、
もうアッツ、アツのバラード仕上げ。
このアレンジには、きっとジョン・レノンもビックらした事でしょう。
ところで不思議に思っていたのですが、[1]のイントロのゥオー、オゥオゥって声?
これは酔っ払ったアンドリュー・オールダムの声との情報をXさんから教えていただきました。
[15]〜[19]のボーナス・トラックですが、
演奏、録音ともに荒い出来、しかしそこがまた絶妙にかっこいいっす。
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⇒ SMALL FACES(スモール・フェイセズ)のページはコチラ
FROM THE BEGINNING / SMALL FACES
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[1] Runaway [2] My Mind's Eye [3] Yesterday, Today And Tomorrow [4] That Man [5] My Way Of Giving [6] Hey Girl [7] Tell Me Have You Ever Seen Me [8] Take This Hurt Off Me [9] All Or Nothing [10] Baby Don't Do It [11] Plum Nellie [12] Sha La La La Lee [13] You've Really Got A Hold On Me [14] What'Cha Gonna Do About It BONUS TRACKS: [15] My Mind's Eye (French EP version) [16] Hey Girl (French EP version) [17] Take This Hurt Off Me (Different version) [18] Baby Don't Do It (Different version) [19] What'Cha Gonna Do About It (BBC Session recording) |