カッコよかったり、トホホだったり、B級度満載のザ・プリミティヴス。
オススメ度:★★★★
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いやぁ、見事にレコード会社に潰されたバンド、
その名もザ・プリミティヴス。
やっぱりカッコイーのは金髪ロンゲであるジェイ・ロバーツがヴォーカルをとってた初期の時代。
ちょいハードでスピーディなガレージ・サウンドに、
ジョン・E・ソウルのハープがからんで、
かなり、いいセンいってたんだけどねぇ。
しかし、売れなかったためにお上の司令は、
やっぱり売れなかったナルシストのヴォーカル、マル・ライダーとの組み合わせ。
そして何を思ったか、ヴォーカルだったジェイはベース/オルガン・プレイヤーに。
そして見切りをつけた他のメンバーは、辞めてしまうという、滅茶苦茶混乱状態。
これによってプリミティヴスは見事に典型的なブリティッシュB級バンドへと変身してしまう。
そしてB級バンドお決まりの、ヨーロッパ・ツアー。
さらに本国UKでは、アルバムを作れず、UK以外のヨーロッパで
アルバムを制作というのもB級のお決まり。
なんとイタリアでオオウケし、そのまま居着いちゃうという、
まさに典型B級バンドの、B級街道まっしぐら。
さらになんとマルは、プリミティヴス解散後も、
ソロ歌手となり、映画に出たりと、
イタリアのトップ・スターに君臨していたとか。
ここまでくれば、恐るべし。
しかし、そんなプリミティヴス。
最初はかなり、いいセンいってたんだけどねぇ...
●見た目もB級のニオイがムンムン!
ザ・プリミティヴスのお奨め1枚、...というかこれだけ。
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MALADJUSTED B級バンドの典型ザ・プリミティヴスの、 貴重な音源を集大成した便利なCD。 いやぁ、山あり谷あり、見事です! |
ザ・プリミティヴスの編集アルバム、ディスコグラフィー。