
オススメ度:★★★★
さぁ、まずはサイコーにカッコいービート・ナンバーを紹介しましょう。
[1]〜[4]を聴いてみてください。
ジミー・ペイジが参加した事の方が有名で、よくそのテの編集盤にも収録されていますが、
そのギターのあまりの下手さ、リズム感の悪さにビックリしますので、
アイデアの良さだけを聴き取り、あとは無視しましょう。
ジミーのギターを気にせず、もう一度[1]〜[4]を聴いてみてください。
ちょいヒステリックなヴォーカルにハープがからみメチャくちゃカッコイーです。
荒っぽいサウンドがとにかくカッコイーです。
ポップなメロディーに高速ビートをかますとこがとびきりカッコイーです。
...という事で、サイコーにカッコイーのです。
(ちなみにビート・ネッ度の星4つはここまでのコト。)
さぁ、次はB級への道のりを解説しましょう。
[5]を聴いてみてください。
そのポコポコ・サウンドとナルシスト・ヴォーカルにズッコケます。
そしてお上から、「モッズ・サウンドにしなさい」司令が下された事がわかります。
[6]ではもう一度ズッコケてみてください。
[7]〜[10]では、新ヴォーカルのマル・ライダーの合体前の音源だけど、
ちょっと勘違いもあるが、なかなか悪くないじゃないか...という事を確認できます。
それでもって[11]を聴いてみてください。
新生プリミティヴスは、気合いを入れてこのハード・サイケ・ナンバーを作り上げます。
ここでもお上から、「もうちょっとヒカエメにしなさい」と司令が下され、
ハクの無い[12]になってしまいます。
でもこの[12]〜[15]のEP、そう悪くありません。
しかしお上から、「もっ客ウケする曲をやりなさい」と司令が下され、
...とカバー中心の[16]〜[28]のアルバムが出来上がります。
いかにもな一丁あがりの内容で狙いがミエミエです。
いったい、なんなんでしょうプリミティヴス。
![]() |
[輸入盤] 最初の4曲(だけ)が、ヤケにカッコイー! >> Amazonで詳細を見る! |
![]() |
[日本盤] 中身は輸入盤と同じだけれど、日本語でなかなか丁寧な解説が付いてます! >> Amazonで詳細を見る! |
オンライン中古CDショップ【BEAT-NET RECORDS】
⇒ THE PRIMITIVES(プリミティヴス)のページはコチラ
MALADJUSTED / THE PRIMITIVES
![]() |
THE PYE SINGLES: [1] Help Me [2] Let Them Tell [3] You Said [4] How Do You Feel? [5] Every Minute Of Every Day (by Mal & Primitives) [6] Pretty Little Face (by Mal & Primitives) [7] Forget It (by Mal Ryder & Spirits) [8] Your Friend (by Mal Ryder & Spirits) [9] Lonely Room (by Mal Ryder) [10] Tell Your Friend (by Mal Ryder) PREVIOUSLY UNISSUED TRACK: [11] Oh Mary (Demo) OH MARY: THE FRENCH EP [12] Oh Mary [13] I Don't Feel Myself [14] Mr. Heartache [15] Tears in My Eyes BLOW UP: THE ITALIAN LP [16] Gimme Some Lovin' [17] L'Ombra De Nessuno (Standing In The Shadows Of Love) [18] No Response [19] Johnny No (Thunder and Lightning) [20] Cara-Lin [21] Yeeeeeeh! (I Ain't Gonna Eat My Heart Out Anymore) [22] Gira, Gira (Reach Out, I'll Be There) [23] Every Minute Of Every Day [24] Mister Heartache [25] Ma Beata Te [26] Sookie, Sookie [27] Mohair Sam [28] L'Incidente (Soul Finger) |