シャレたジャケットでおなじみフレンチEP仕様のCDシングル・ボックス。
ヴァージョン違いもあり、音源の方も要チェック!
オススメ度:★★★★
このフレンチEP仕様のミニ・CDボックス。
「EDITION LIMITEE 1000 COPIES」って書いてあるから限定盤かな。
タイトルがなんで『 READY STEADY GO 』なのかわからないが、
まぁジャケットがカッコイーんで、それを楽しむために買いました。
本来ならEP盤で持っていたいところですが、
オリジナルは恐るべしお値段はなので。
・・・しかし、これが要注意のCDなのです!
《 Don't Stop What You're Doing 》、
《 Come On Children 》のヴァージョンがまるっきり違うんである。
これがお洒落ジャケに別テイクが収録されているといわれる
伝説のフレンチEPなのか。
しかし、後者はファースト・アルバムにボーナス・トラックとして
「French EP version」が収録されたが、それともまた違う。
一体、どっちが本当の「French EP Version」なのだろうか?
しかもファーストのボーナス・トラックには、
ここでの2曲以外にも「French EP version」の曲が存在する。
それをスッキリとさせてくれたのが
紙ジャケでファーストが再々発売された時の
犬伏功氏による解説である。
どうもファースト・アルバムのボーナス・トラックに収録されている、
「French EP version」は誤記とのことで、
実際には70年代にフランスから発売された編集盤『 THE SMALL FACES 』からの
ヴァージョンらしい。
ということで、このシングルCDボックスの音源が、
正真正銘の「French EP version」ということか。
それにしてもこの別テイク2曲はスゴイ。
両曲ともスタジオ・ライヴ風でとても荒い演奏である。
《 Don't Stop What You're Doing 》は
風邪でもひいた時のスティーヴ・マリオットがヴォーカルかと思ってたが、
初期キーボードのジミー・ウィンストンがヴォーカルをとったものだとか。
なかなかのソウル・ヴォイスで、やるではないか。
スティーヴとリード・ヴォーカル争いで負けてしまい、
シングル2枚で脱退してしまったが、
さすが争うだけのことはある。
そして《 Come On Children 》の方は、
ジャケットでは「Think about」とプリントされていて歌詞まで違う。
その上、これがまた有り得ないサウンド。
もうすんげーの何のって、パワーむき出しで、スティーブの声はガラガラ。
リハかなにかの音源なのだろうか?
いつもこんな気合いバリバリで演奏していたのだろうか?
ちなみに他の曲は既存と同じバージョンです。
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READY STEADY GO WITH THE SMALL FACES / THE SMALL FACES
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[1] Don't Stop What You're Doing [2] Come On Children [3] Whatcha Gonna Do About It [4] What's A Matter Baby |
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[1] Sha-la-la-la-lee [2] Grow Your Own [3] It's Too Late [4] I've Got MIne |
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[1] All Or Nothing [2] Understanding [3] Hey Girl [4] Almost Grown |
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[1] My Mind's Eye [2] I Can't Dance With You [3] Shake [4] One Night Stand |