いわゆるロック大名盤のトータル・アルバム。
曲の完成度、演奏のパワフルさ、とにかくカッコよし!
オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1968年6月
みんながビートルズの「サージェント・ペッパーズ」の物真似に走ってた頃、
スモール・フェイセズもやっぱ真似しちゃったのね。
しかし、やつらはひと味もふた味も違った。
前回(Third Album)の反省から、「やっぱ俺たちはこれだよな」と開眼。
パワフルな中にも深みのある楽曲をマリオット/レインは次々に生み出した。
これがそのすばらしき作品集である。
物語形式のこの作品。
残念ながら純日本人で英語がイマイチなおいらには
レコードではB面にあたる[7]からの曲間にはさまれる語りが邪魔で、
全英ナンバー・ワンをとったこのアルバムの真髄が分かってるとはいい難いけれど、
それでもこのアルバムの凄さは充分に伝わる。
復活したスティーヴ・マリオットの熱いヴォーカルに、
切れ味抜群の(さらにうるさくなった)ギター。
ストレートに変化球も見せるロニー・レインの味わい深いベース。
数曲で聴けるヴォーカルもいい感じです。
そしてイアン・マクレガンのさすがにグルーヴィーなハモンド・オルガン。
意外と派手めなケニー・ジョーンズのドラムとすべてが素晴らしい。
ベスト・トラックは[5]、文句無のカッコよさっす。
ジャケットが丸かろうが四角だろうが(オリジナルは円形ジャケット)、
中身は丸くない。ウルトラA級アルバムなのだ。
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OGDEN'S NUT GONE FLAKE / SMALL FACES
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[1] Ogden's Nut Gone Flake [2] Afterglow [3] Long Ago And Worlds Apart [4] Rene [5] Song Of A Baker [6] Lazy Sunday [7] Happiness Stan [8] Rollin' Over [9] The Hungry Intruder [10] The Journey [11] Mad John [12] Happy Days Toy Town |