ビショップス悲劇のラスト・アルバムに。

オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1979年5月
バンドのオリジナル・メンバーでありリーダーでもあったゼノンが事故死して、
結果的にビショップスの最後のオリジナル・アルバムとなったのがコレ。
サウンド的にはこれまでと同じザラザラの荒いビートに、
ブルース・ロック的なノリがさらに目立つようになったアルバム。
加えて、[2]や[12]みたいなスローなソウル・バラード調の曲にも挑戦。
しかもそのオリジナルはゼムのヴァン・モリソンにオーティス・レディング。
...その勇気...恐るべし...。
でも意外とサッパリとした仕上がりで、これはこれで正解かも。
変に気合い入れても相手が相手だけにねぇ...
それに対して[3]あたりのアップテンポな曲はバリバリ感が増大してかなりキテます。
さらに[4]あたりはツイン・スライド・ギターにハープもいい感じでトリプル・パンチ。
[8],[9],[11]あたりのカバー曲は、前作「LIVE!」にも収録されているし、
これまでもずーっとやってきた曲だろうな。
手馴れたモンです。
特に[8]の「I Want Candy」は、前身バンド時代のクロームの時からのレパートリー。
よっぽどこの曲がお気に入りだったんですなぁ。
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CROSS CUTS / THE BISHOPS
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[1] I Take What I Want [2] Could You Would You [3] What's Your Number [4] Your Daddy Won't Mind [5] Good Times [6] Too Much, Too Soon [7] Rolling Man [8] I Want Candy [9] Somebody's Gonna Get Their Head Kicked In Tonight [10] Hands On The Wheel [11] Don't Start Me Talking [12] These Arms Of Mine [13] No Lies [14] Mr Jones |
CREDIT
Produced by The Bishops
Dave Tice: Vocals, Harmonica
Zennon De Fleur: Guitar, Slide Guitar, Backing Vocals
Johnny Guitar: Guitar, Piano, Slide Guitar, Vocals
Pat McMullen: Bass, Vocals
Paul Balbi: Drums, Backing Vocals
Dave Tice: Vocals, Harmonica
Zennon De Fleur: Guitar, Slide Guitar, Backing Vocals
Johnny Guitar: Guitar, Piano, Slide Guitar, Vocals
Pat McMullen: Bass, Vocals
Paul Balbi: Drums, Backing Vocals