そろそろCD化してほしい後期ヤードバーズのライヴ。
トホホな面もあるけど意外とおもしろいのだ。
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1971年9月
歓声がもの凄い後期ヤードバーズのライヴ盤。
もちろんギターはジミー・ペイジ。
その歓声は、なんと闘牛場からとったものというのを聴いたことがある・・・
タイトルにフィーチャリングとあるだけあって
ジミー・ペイジのギターが目立ってて、やりたい放題。
爆走しまくってます。
ジミー・ペイジのギター・ソロの際には異様に歓声があがりまくってて、
さすがにもあまりの不自然さが恥ずかしかったのか
このライヴ盤がお気に召さなかったようで、
メンバーに無許可で発売したとかで後に回収。
いまだCD化もされていない。
ということで、このライヴ。
1968年3月20日に録音されたもので、その数ヶ月後にキースとジムが脱退し、
そのままニュー・ヤードバーズ〜レッド・ツェッペリンへと
つながるサウンドが一般的には興味深いところでしょう。
[4]《 I'm Confused 》なんて、ほとんどアレンジが出来上がってます。
しかし、ヤードバーズといえば、やっぱキース・レルフ。
その[4]でのキースのヴォーカルは、ちと苦しいものがあるんですが、
11分にわたってくりひろげられる[10]《 I'm A Man 》。
こちらはいい。
こういったビート・タイプの曲なら
キース・レルフのヴォーカルが生きています。
必殺ブルース・ハープもカッチョよいですし。
途中のトラッド風?な展開もマル。
やっぱギターリストがかわっても
キースのこのヴォーカルとハープがヤードバーズ・サウンドの象徴なのだ。
内容的には悪いとは思わなしジャケットもソソるものがあるので、
そろそろCD化してもらいたいなぁ。
その際は、オリジナル通りの収録に加えて、
闘牛場らしき歓声ヌキでのライヴをフル収録でお願いします。
[追記]
おいらは未聴ですが、このアルバムはCD化されているようで、
なんとボーナス曲まで入ってます。Amazon.comで入手可!
>> Amazon.comで詳細を見る!
オンライン中古CDショップ【BEAT-NET RECORDS】
⇒ THE YARDBIRDS(ヤードバーズ)のページはコチラ
|
SIDE A: [1] The Train Kept A Rolling [2] Mr. Your're Better Man Than I [3] Heartful Of Soul [4] I'm Confused [5] My Baby SIDE B: [6] Over Under Sideways Down [7] Drinking Muddy Water [8] Shapes Of Things [9] White Summer [10] I'm A Man |
ヤードバーズ(THE YARDBIRDS)のトップ
BEAT-NET 60年代ブリティッシュ・ビート〜パブロック アルバム・ガイドのトップ