エリック・クラプトン在籍時ヤードバーズの1964年のライヴ。
キース・レルフがシビレさせてくれます!
オススメ度:★★★★☆
1曲目がスタジオ・アウトテイクで
2曲名以降が『 FIVE LIVE YARDBIRDS 』と同時期のライヴという
発掘盤『 LIVE! BLUESWAILING JULY '64 』。
収録曲も少なく中途半端な感もあり
ヤードバーズ最初の1枚には向かないけれど、
内容そのものは悪くないので、
『 FIVE LIVE YARDBIRDS 』好きな人ならオススメ。
[1]は後に『 ROGER THE ENGINEER 』の1曲目に
《 Lost Woman 》として収録された曲で
原曲は聴いたことないけれどスヌーキー・プライヤーのカヴァーとの事。
その『 ROGER THE ENGINEER 』にいたるまでのアレンジの変化が実に楽しい。
そして2曲目以降がライヴ録音。
『 FIVE LIVE YARDBIRDS 』と同時期の録音なだけに
おなじみ[2]〜[6]は初期ヤードバーズらしい
突進ブリティッシュR&Bビートが楽しめる。
[2]〜[7]は『 FIVE LIVE YARDBIRDS 』にも収録されていたけれど、
ラスト曲[8]のみ未収録の曲でスロー・ブルース。
このアルバムを聴いたどれくらいの人が同意してくれるかはわからないけど
おいらがこのライヴで最もブルースを感じるのは
文句無しキース・レルフのヴォーカル&ハープである。
特にこの[8]《 The Sky Is Crying 》、
アルバム・タイトルにある「BLUES WAILING」にも納得である。
たしかにヴォーカルはウマくはないけれど、
必殺ブルース・ハープをからめて
なんとも見事にソウル溢れた泣きを聴かせてくれるではないか。
ポール・サミュエル・スミスのベースもナイスなバックアップだ。
アッという間の29分([1]を除く)、これで1ステージ分なのだろうか。
もっと聴きたいなぁ。
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[1] Someone To Love Me [2] Too Much Monkey Business [3] I Got Love If You Want It [4] Smokestack Lightning [5] Good Morning Little Schoolgirl [6] She Is So Respectable / Humpty Dumpty [7] The Sky Is Crying |
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