いいかげんに編集されたUS仕様アルバムだけれど、
なにげに便利だったりするのが悩ましい。
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1965年8月
元々は、シングルやらEPやらを集めたUS仕様の編集盤であるこのアルバム。
収録曲は初期ヤードバーズから中期にかけて、
ギターがエリック・クラプトン時代とジェフ・ベック時代の両方からのセレクトっす。
ジャケットではオメメぱっちり、
ちょいとキュートなジェフ・ベック(右上の人)がなぜかキーボードの前に座ってます。
もちろんジェフ・ベックといえばギター・ヒーロー。
このジャケットを見てクリス・ドレヤを(左上の人)
ジェフ・ベックだと間違えてしまうヤードバーズ初心者が後を絶たない・・・
ちなみにこのジャケットにエリック・クラプトンはいない。
左上から順にクリス・ドレヤ、ジェフ・ベック、
ジム・マッカーティ、キース・レルフ、ポール・サミュエル・スミスです。
で、このアルバムなんですが、シングル曲を中心とした編集。
デヴュー・アルバムがライヴ盤だったので、
まぁスタジオ録音の最初のアルバムみたいなものでしょう。
初期のシングル曲はアルバムに収録されていないし、
なかなか便利な編集盤です。
[1]はクラプトン脱退の原因として有名なポップでブギーという変な曲。
おいらもダサい曲だと思うし、ブルース・ギターが弾きたい年頃にはツマラン曲でしょう。
イントロのハープシコードはブライアン・オーガーが弾いてるらしい。
他の曲もブルース、R&Bのカヴァーがほとんどだけれど、
コテコテというよりは、どことなくポップな感じがしますね。
しかし、さすがはモッズなバンマス、キース・レルフ。
モーズ・アリソンの[2]なんてニクイ選曲っす。
アレンジもハードな仕上がりでカッコよい!
[4],[6],[7]あたりも単純にカッコ良くて好きです。
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[1] For Your Love [2] I'm Not Talking [3] Putty (In Your Hands) [4] I Ain't Got You [5] Got To Hurry [6] I Ain't Done Wrong [7] I Wish You Would [8] Certain Girl [9] Sweet Music [10] Good Morning Little Schoolgirl [11] My Girl Sloppy |
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