ブーン・ブーンで有名なバンド・ブギ爆裂、
ジョン・リー・フッカーのヴィー・ジェイ時代ベスト盤。
オススメ度:★★★★☆
このアルバムはそのヴィー・ジェイ時代のベスト盤で、
モダン時代のコテコテ引き語りブルースの再録音なんかも含まれてます。
ブリティッシュ・ビート・ファン、モッズ系の人が、
ジョン・リー・フッカーを聴き始める場合、
なんといってもバンド・ブギが炸裂するこのヴィー・ジェイ時代が一番でしょう。
超定番曲[1]《 Boom Boom 》をはじめとして、
[6]《 Dimples 》あたりが、ブリティッシュ・ビート・バンドを直撃。
渋いところでは、ゼムが[22]なんてのをカヴァーしてますね。
あの野太い声とエグい強烈なブルースのジョン・リー・フッカーですが、
このヴィー・ジェイ時代のいいところは、
腰にググッとくるダンス・ナンバーが多いこと。
おいらの密かなオススメは[18]。
バックはモータウンのミュージシャンらしいですが、
それも納得の軽快なサウンド。
あの[1]《 Boom Boom 》のベースも
モータウン・サウンドを生み出したあのベース・プレーヤー、
ジェイムス・ジェマーソンだとか。
ラストの[22]は、ゼムもカバーしたジョン・リー・フッカーの3連バラード。
バック・コーラスはなんとモータウンのヴァンデラスっす。
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ORIGINAL VEE-JAY RECORDINGS / JOHN LEE HOOKER
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[1] Boom Boom [2] Boogie Chillun [3] Little Wheel [4] Crawlin' King Snake [5] No Shoes [6] Dimples [7] Tupelo [8] Drug Store Woman [9] Hobo Blues [10] I'm In The Mood [11] Whiskey And Wimmen [12] Dusty Road [13] Sally Mae [14] Wednesday Evening Blues [15] I Love You Honey [16] Unfriendly Woman [17] Time Is Marching [18] She's Mine [19] Send Me Your Pillow [20] I'm Leaving [21] Birmingham Blues [22] Don't Look Back |
このアルバムの曲のカヴァー・アーティスト!
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THE ANIMALS / THE ANIMALS なんとジョン・リー・フッカーのカバーが3曲もある アニマルズのファースト・アルバム。 ヒットした[1]はジョン・リーもお気に入り! |
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SHAPES OF THINGS / THE YARDBIRDS ヤードバーズはブリティッシュ・ビート大定番[1]をカヴァー。 ちょいとこちらはパンチに欠けます。 このアルバムは初期の集大成編集盤。 |
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DOWN BY THE JETTY / DR.FEELGOOD シャープなカバーではダントツのドクター・フィールグッド。 やはり大定番[1]をカヴァー。 ウイルコ・ジョンソンがヴォーカルとってます。 |
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MAD MAN BLUES / DR.FEELGOOD さらにもう1発、ドクター・フィールグッド。 [6]のカヴァーに加えて、 タイトル曲《 MAD MAN BLUES 》はチェス時代のジョン・リー・フッカーを。 |
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THEIR FIRST LP / THE SPENCER DAVIS GROUP 天才少年、スティーヴ・ウィンウッドがうなる。 [6]を熱唱。 こちらのカヴァーはかなりクロい! |
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(Angry Young) THEM / THE THEM ヴァン・モリソン率いるゼムのファースト・アルバム。 ジョン・リー・フッカーのバラード[22]を大胆にカヴァー。 こちらも渋い! |