本格派・・・というよりホンモノ。
とんでもないクロさのファースト・アルバム。

オススメ度:★★★★★
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タイトルが示す通りファースト・アルバムである。
もうちょっとましなタイトルは考えられなかったのだろうか?
セカンドは「SECOND ALBUM」だしさ。
タイトルはともかく、ジャケットは雰囲気充分、そして中身もすばらしく濃い。
天才スティーヴ・ウインウッドの技が多彩で、
ビート物、バラード物を交えてバラエティに富んだ仕上がり。
スティーヴ・ウインウッドがオリジナルの[8]のシブさといい歌詞の内容といい。
ほんとに当時16歳なんかいな?
[1]なんてただのR&B調の曲が、スティーヴの歌が入った途端に別世界となる。
[4]のバラードなんてどうだ、恐るべし!である。
そして[6]ではいよいよバンマスであるスペンサー・デイヴィスが
リード・ヴォーカルをとるブルース。
しかし[8]ではスティーヴがブルースを歌い、その実力の差を見せつけてくれる。
極めつけはアイク&ティナ・ターナーがオリジナルの[10]。
カッコよすぎなのだ!
本格派というよりホンモノ!
ちょいとディープすぎます。
さらに驚きはボーナス・トラックのUSヴァージョン。
[1],[3],[4],[11]の別テイクで、US編集盤『 I'M A MAN 』に収録されているものらしい。

特にビート・ナンバーの[17],[18],[20]。
基本は同じテイクなのだが、ハモンド・オルガンが加えられていて、
これが大フィーチャーされ曲全体でうなりまくる。
ドロ臭く、ちょっと野暮ったいかなぁと思っていた曲が、
グルーヴィーに生まれ変わってこれがやたらとカッコイー。
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THEIR FIRST LP / THE SPENCER DAVIS GROUP
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[1] My Babe [2] Dimples [3] Searchin' [4] Every Little Bit Hurts [5] I'm Blue (Gong Gong Song) [6] Sittin' And Thinkin' [7] I Can't Stand It [8] Here Right Now [9] Jump Back [10] It's Gonna Work Out Fine [11] Midnight Train [12] It Hurts Me So BONUS TRACKS: [13] She Put The Hurt On Me [14] I'm Getting Better [15] I'll Drown In My Own Tears [16] Goodbye Stevie [17] My Babe (US version) [18] Searchin' (US version) [19] Every Little Bit Hurts (US version) [20] Midnight Train (US version) [21] Incense (as The Anglos) |
CREDIT
Spencer Davis: Vocals, Guitar
Stevie Winwood: Vocals, Guitar, Keybords
Muff Winwood: Bass
Pete York: Drums
Stevie Winwood: Vocals, Guitar, Keybords
Muff Winwood: Bass
Pete York: Drums