チャック・ベリーの記念すべきファースト・アルバム。
スゴイ雑食性がお見事!

オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1957年5月
ロックン・ロールの神様、チャック・ベリーの
記念すべきファースト・アルバムである。
この時、既に30歳。
タイトルは「放課後のセッション」、
1曲目「スクール・デイズ」である・・・おいおい。
さてさて、
この時には既に《 Roll Over Beethoven 》などのヒットを出しているのにもかかわらず、
意外や、あのお得意のギター・イントロで始まる曲は1曲も無いアルバムで、
実にバラエイティに富んだ内容なのである。
初っ端[1]から歌とギターの掛け合いが実に楽しい。
同じようなノリの[3],[7]も軽快な曲で楽しいですな。
[4]はブルース調だが、チャックのヴォーカル&ギターは重くはなく、
ちょいとクール&ジャジー、ジョニー・ジョンソンのピアノが踊りまくる。
おいらの一番のお気に入りは、
チャック・ベリーの軽快さにブルース調をブレンドした[6]。
なんてことないんですが、カッコイーっす。
チャック・ベリーのオリジナル・アルバムを聴くと意外と多いのが、
ハワイアン(?)やらラテン・ムード(?)の曲。
インスト[2],[5],[8]もリゾートな気分。
歌モノの[10]もハバナ、[12]はスパニッシュっすかねぇ?
スゴイ雑食性がお見事!
ちなみにデヴュー曲である[15]《 Maybellene 》はオリジナル・アルバムには未収録。
ボーナス・トラックに入れてくれているのはなかなか親切ですな。
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AFTER SCHOOL SESSION / CHUCK BERRY
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[1] School Days (Ring Ring Goes The Bell) [2] Deep Feeling [3] Too Much Monkey Business [4] Wee Wee Hours [5] Roly Poly (a/k/a Rolli Polli) [6] No Money Down [7] Brown Eyed Handsome Man [8] Berry Pickin' [9] Together (We'll Always Be) [10] Havana Moon [11] Down Bound Train [12] Drifting Heart BONUS TRACKS: [13] You Can't Catch Me [14] Thirty Days [15] Maybellene |
このアルバムの曲のカヴァー・アーティスト!
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FIVE LIVE YARDBIRDS / THE YARDBIRDS ヤードバーズがライヴで[3]をカヴァー。 なかなか原曲の雰囲気を軽快さをとらえていて、元気いっぱい! ギター、エリック・クラプトンの健闘が光ってます。 |
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IN THE HOLLIES STYLE / THE HOLLIES ホリーズもセカンド・アルバムで[3]をカヴァー。 こちらも元気いっぱい! ホリーズらしく、歌いたいだけ歌いまくってます。 |