ブリティッシュ・ビート究極のサウンド、マイ・ジェネレイション。
この伝説の激ド級サウンドにはただ震えるべし!

オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1965年12月
フーのファースト・アルバムである「マイ・ジェネレイション」。
UK仕様では、なかなかCD化されず、
すべてのブリティッシュ・ビートの中でも最高傑作アルバムと言われながら、
一時はなかなか手軽に聴くことのできなかった絶品のアルバムである。
今ではデラックス・エディション、
そして本命のモノラルUK仕様でもCD化されて
簡単に聴くことができるようになり、めでたしめでたし。
やっぱりとんでもなくカッコいーアルバムなのである。
このジャケット見ました?
(ルックスはイマイチな・・・)メンバー4人が上向いてるだけなのに、
(しかもなぜかドラム缶まで配置されているのに・・・)
なんなんだ、このカッコよさは。
そして、聴きはじめ1曲目の最初からトレモロかかったギターで、
なんだかとんでもないことが始まる予感がし、
ロジャーが「アウチッ!」
なんなんだ、このカッコよさは。
その後おなじみボ・ビートの変形ドタバタ・ビートが爆裂。
もの凄いスピード感、そして破壊力。
なんなんだ、このカッコよさは。
スピーカーがぶっ壊れたか?
・・・と思うような凄い音圧で1曲目から飛ばしまくりなのだ。
リズム隊がやばいくらいすごい。
キース・ムーンのドラムは暴れまくりだし、
ジョン・エントウィッスルのベースはブイブイとうなりまくり。
このリズム隊の異常なまでの迫力は、他ではありえない。
もうフーの専売特許である。
ドラムぶっ壊し奇人としてのイメージのキースだけど、実はめちゃくちゃ器用でテクニシャン。
見事にハマった[4]など個性を失わず曲調に合わせたドラミングは恐るべし。
やっぱりこの男天才か!?
必殺[6]ではベースのジョンが大爆発!
これまた器用でテクニシャン。そしてこれまたキースに負けない奇人変人ぶり。
この奇人変人2人があばれまくる[12]のインストなんてすごいぜ。
(ちなみに"The OX"ってベースのジョンの事らしい。)
ピートのギターにニッキー・ホプキンスのピアノを加えて、もうみんなでドッカンバッタン。
なんじゃこりゃ、表現不能・・・
た、たっ、たまらんのだ!
さらにこのアルバムを洗練したものにしているのが、ロジャー・ダルトリーのヴォーカル。
ロジャーのヴォーカルは、なんだかんだ言われるが、全然そんなことは無い。
それどころか、フーのヴォーカルはやっぱりロジャーが一番である。
歌が一番ウマイことはもちろん、スピード感のある節回しが超カッコイー。
そしていつも凄いと思うのが、曲調に合わせて微妙に歌い方を変えることだ。
R&Bカバーからポップ調の曲まで変幻自在。
[3]での超低音ヴォーカルは、なかなか不思議な感覚を与えてくれるし
[5]などのポップな曲でも見事に歌いこなす。
特にシングルにもなった[6]「 MY GENERATION 」でのドモリ口調。
これなどホントお見事なのだ。
さらにジェームス・ブラウンのカバー[2],[8]の愛情いっぱいのソウルフルなヴォーカルは絶品。
熱いのに暑苦しくないロジャーの歌が、ポップな要素のある曲にマッチして、
このアルバムの曲をスマートな印象にしていると思うな。
加えてファルセットのバックコーラスもキマリまくって、カッコよすぎ。
この後に出るビート・バンドは、みんな真似しまくりです。
そしてなにしろこれらをまとめたのはピート・タウンシェンド。
ギターはもちろんだが、とにかくオリジナル曲がすばらしい。名曲が目白押し。
ピートがすごいのはデカイ鼻だけじゃなかったんだね。
これらのが曲が作曲を始めたばかりの作品だっていうんだからタマゲちゃうのだ。
並みの人間には到底不能。こんな曲、いきなり作れる?
(デヴュー曲だって超名曲「 I CAN'T EXPLAIN 」だし。)
当初このアルバムは、おなじみR&Bカバーを多く入れた選曲で発売される予定だったらしいが、
このテのバンド定番のR&Bカバーは3曲のみ残して、オリジナル曲中心に方向転換。
そして出来上がった1枚がコレ!
デビュー・アルバムにしてスーパー大名盤。
これは超衝撃的でスペシャルなブリティッシュ・ビート究極のアルバムなのだっ!
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Roger Daltrey: Lead Vocals
Pete Townshend: Guitar, Vocals
John Entwistle: Bass, Vocals
Keith Moon: Drums, Percussion
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