オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1965年10月
どういった経緯のアルバムかは、あまりよく知らないけれど、
アダム・フェイスのバック・バンドと並行してルーレッツ単独でリリースした唯一のアルバム。
[15]〜[22]はシングルとして発売されたものをボーナス・トラックとして追加。
あんまり売れなかったらしいが、それなりにカッコイー1枚なのである。
ジャケットを見るとなかなかモッズ的なルックスに(ベースはなんとジョン・モッド・ローガンという)、
カバー曲もややモッドなセレクト。
といってもホンモノのモッズというより、
ポップ・バンドがそれっぽくがんばってみました...ってな感じかな。
でもフーの『 MY GENERATION 』が1965年12月発売だから、
それよりも一足早く発売されているのだ。
まずはこのアルバム中のベスト曲[1]からスタート。
力強いヴォーカルに、シンプルかつポップなサウンドがとてもよい。
これ聴くとオリジナル曲のレベルも高いことがわかる。
他にもタイトなビート曲や甘めのソウル・バラード、
ちょっとだけグルーヴィーなインストなどが続く。
[18]のインストもチープだけれど、これがまたよかったりする。
まぁ元はポップ・バンドだからか、時々エッと思わせる曲もあるのが難点。
適度なリズムに適度なポップ感覚だが、全体的にやや中途半端。
しかし、とんでもなくカッコいー曲があるので要注意!
それはレイ・チャールズの真似みたいな[14]だ。
これがタイトなビート・ナンバーでかなり腰にググッーとくる。
このテの曲がもっとあったらよかったのに。
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STAKES AND CHIPS / THE ROULETTES
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[1] Bad Time [2] What You Gonna Do? [3] Settle Down [4] Taste Of Honey [5] Find Out The Truth [6] I'll Remember Tonight [7] You Don't Love Me [8] Stubborn Kind Of Fellow [9] I Hope He Breaks Your Heart [10] I Can't Think Of Anyone Else [11] Shake [12] Soon You'll Be Leaving Me [13] Me Body [14] This Little Girl BONUS TRACKS: [15] Can You Go [16] Tell Tale Tit [17] Long Cigarette [18] Junk [19] Jackpot [20] Yesterday, Today And Tomorrow [21] Tracks Of My Tears [22] I Can't Stop |