ハイ・レベルでガレージ＆ドラッギーな曲が詰まったベスト盤。
Ｑ６５最初の１枚としてオススメ！
オススメ度：★★★★☆
オランダのプリティ・シングスと呼ばれたバンド、
Ｑ６５を味わう最初の１枚としてオススメの
ブックレットも充実、曲もたんまり24曲入ったベスト・アルバムがコレ。
プリティ・シングス、ローリング・ストーンズらに影響を受けただけあって、
ブルース、Ｒ＆Ｂ風味のガレージ・サウンドを聴かせてくれます。
しかしおいらのイチオシ曲は、
哀愁メロがヒカるサイケ・ポップな曲調の[2]。
フィードバックで押し切るギター・ソロもいいが、
とにかく思わずホロッとくるメロディが実にいい！
やるな、Ｑ６５。
もちろん、らしいガレージ・サウンド曲も収録。
[1]からしてプリティーズのセカンド『 GET THE PICTURE? 』に収録されていそう。
なかなか腰が据わってて、ブレイクのギターがカッコいー。
ほか、変形ボ・ビートの[3]やTaxmanしてる[15]などなど、
60年代ブリティッシュ・ビート・バンドの雰囲気を感じさせるものの
独自にブルース／Ｒ＆Ｂを昇華したアクあるサウンドは
プリティーズやストーンズの真似だけで終わってません。
ボ・ディドリーのカバー、ガレージ・バンド課題曲[15]も、
標準レベルを軽くクリア。
バンド一丸となって混沌としていくアレンジもマル。
やるな、Ｑ６５。
また、オランダのプリティ・シングスと言われるのは、
ガレージＲ＆Ｂパンクな姿だけでは無い。
プリティ・シングスが時代に先駆けてサウンドを変化させていったように
Ｑ６５もサイケなＲ＆Ｂガレージのほか、ブルース調、アコースティック調、
そして不思議な異国風？とヴァラエティに富んだ曲が収録され、
見事に変化させながらも高レベルなものばかり。
しかしそこはやっぱりダッチ・ビート・バンド、
怪しくドラッギーな匂いがあちらこちらでムンムン。
後半はかなり怪しい脳がトロけ出てきそうなドラッギーな曲もあって、
クセになりそう。
常習にはご注意をされたし。
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THE BEST OF Q65 - NOTHING BUT TROUBLE 1966-68 / Q65 [1] Cry In The Night [2] From Above [3] I Got Nightmares [4] The Life I Live [5] I Despise You [6] World Of Birds [7] You're The Victor [8] Just Who's In Sight [9] It Came To Me [10] 80% O [11] Spoonful [12] Ann [13] So High, I've Been So Down I Must Fall [14] Sour Wine [15] I'm A Man [16] Summer Thoughts In A Field Of Weed [17] Down In The Bottom [18] Middle Age Talk [19] And Your Kind [20] No Place To Go [21] Fairy Tales Of Truth (as Circus) [22] Where Is The Key [23] I Was Young [24] Ridin' On A Slow Train (as Circus) |
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