ニック・ロウのソロ・ファースト・アルバム。
ポップな魔法の仕掛が満載の大名盤。
オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1978年
ニック・ロウのソロ名義でのファースト・アルバムがこの『 JESUS OF COOL 』。
なんでもアメリカでは「JESUS」という言葉は
なにかとありタイトルが『 PURE POP FOR NOW PEOPLE 』となり、
ジャケット、曲順が違うもの。
[1] 金の為の音楽 (直訳)
[2] 私はグラスの壊れる音が好き (直訳)
・・・
なんだか一癖も二癖もありそうな内容の歌詞だが、
よく言われるニック・ロウの毒気というのが実感としておいらはわからない。
それでもこのアルバムは実に楽しめる。
わずか3分前後の曲の中にポップな魔法がいっぱい詰まっていて、
シンプルな中にも聴けば聴くほど、味がしみ出てきます。
なんといっても最高なのは[10]でしょう。
その転調といい、フレーズといいビートルズの『 ABBEY ROAD 』のB面が思い浮かぶ、
わずか2分46秒の魔法。
次から次へと変わる展開に思わずニヤリ。
[11]はライヴ・ヴァージョンで収録。
バックはもちろんロックパイル。
かっちょいーパワフルなサウンドを聴かせてくれます。
デイヴ名義のアルバム『 TRACKS ON WAX 4 』には、
デイヴのヴォーカルに差し替えたヴァージョンが収録されてます。
|
[輸入盤] 30周年記念盤、ボーナス・トラック充実のデジパック仕様盤です。 >> Amazonで詳細を見る! |
オンライン中古CDショップ【BEAT-NET RECORDS】
⇒ NICK LOWE(ニック・ロウ)のページはコチラ
|
[1] Music For Money [2] I Love The Sound Of Breaking Glass [3] Little Hitler [4] Shake And Pop [5] Tonight [6] So It Goes [7] No Reason [8] 36 Inches High [9] Marie Provost [10] Nutted By Reality [11] Heart Of The City BONUS TRACKS: [12] They Called It Rock [13] Rollers Show |
ニック・ロウ・ガイド(NICK LOWE)のトップ
BEAT-NET 60年代ブリティッシュ・ビート〜パブロック アルバム・ガイドのトップ