オススメ度:★★★☆
オリジナル・リリース:1966年10月
あの男前ヴォーカルであるポール・ジョーンズがソロ活動の為に脱退し、
替わりにそのポールとちょっと顔が似ているマイク・ダボというヴォーカルが加入。
ベースにもあのビートルズのハンブルグ時代の友人として有名な
クラウス・フォアマンが加入。
いわゆるチャプター・ツゥー、第二期マンフレッド・マンの初アルバムが
この『 AS IS 』である。
正直なところ、ブルース・ハープをブイブイと唸らせ、
超低音ヴォーカルでブルース、R&Bビートを歌っていた ポール・ジョーンズがいない影響はあまりにもデカい。
ブラック・ミュージック的なビートはほとんどなくなり、
ポップでフォーキーでちょっぴりサイケな路線に変更。
もちろん心機一転、メンバーも気合は充分で、
各メンバーがオリジナルを持ち寄って、
なかなかのアルバムになってる・・・
・・・のですが、やっぱ個人的にはちょっと好みと違うなぁ、という感じ。
曲自体はそう悪くは無く、
ライナーにもあるようにマイク・ハグが何故だかいい曲を書き始めました。
マイクはドラマーなんですが、ヴィブラフォン(鉄琴)も担当したりと、
なかなか器用な男。
[3]なんて、印象的なメロディーを持つポップな曲でなかなかのモンです。
曲作りにも目覚めちゃったのでしょうか。
マイク・ハグが中心となって作ったサントラ『 UP THE JUNCTION 』なんて
素晴らしい曲を連発してますもんね。
ヒットもそれなりに出したようだし、
男前ポールの脱退でファン離れを恐れたマンフレッド・マンも一安心っすね。
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AS IS / MANFRED MANN
別仕様ジャケット |
[1] Trouble And Tea [2] Now And Then Thing [3] Each Other's Company [4] Box Office Draw [5] Dealer, Dealer [6] Morning After The Party [7] Another Kind Of Music [8] As Long As I Have Lovin' [9] Autumn Leaves [10] Superstitous Guy [11] You're My Girl [12] Just Like A Woman |