I'M JOHN LEE HOOKER / JOHN LEE HOOKER
アイム・ジョン・リー・フッカー / ジョン・リー・フッカー

1955年から59年の録音を集めた濃厚ブギを連発。
ヴィー・ジェイからのファースト・アルバム。

オススメ度：★★★★
オリジナル・リリース：1959年

何故か石炭のストーヴ・ジャケットが異様な雰囲気ムンムン、
ジョン・リー・フッカー、ヴィー・ジェイ時代のファースト・アルバムです。

ヴィー・ジェイ仲間となったジミー・リードも[11]にハープで参加、
ジミー・リードの相棒エディー・テイラーも何曲かギターをプレイしてます。

収録曲は、1955年頃から59年の間に録音された曲を集めているようで、
[2],[5],[7],[9]なんてトコはあのモダン時代にヒットした曲の再録音。
再録音モノは引き語りのスロー、やっぱコテコテっす。

ブリティッシュ・ビート・ファンにおなじみなのは、
やっぱ[1]《 Dimples 》でしょう。
スペンサー・デイヴィスやアニマルズのヴァージョンが有名かな。

こちらは、ベースにドラムも入ったバンド・サウンドで、
R&B的なダンス・ナンバーなんで、おいらには入りやすい。
それでもやっぱり濃厚ですが。

ちょっとしたヒットになったという[4]《 I Love You Honey 》は
ピアノも入って幾分ポップに聴こえちゃいます。

そのピアノを弾いている人は初期のモータウン・サウンドで活躍した
ジョー・ハンターというあのマーヴィン・ゲイの《 Pride And Joy 》をプレイした人だとか。

しかし、ジョン・リーの低音で太い声は、やたらと迫力がある。
12小説風のブルースをやっても、やっぱりヘンテコだしね。

◆オススメCDチェック◆

	[日本盤] なんと限定の紙ジャケ仕様。ボーナス・トラック無しです。 >> Amazonで詳細を見る！
	[輸入盤] ボーナス・トラック入りの全16曲。 >> Amazonで詳細を見る！