記念すべきボ・ディドリーのファースト・アルバム。
60年代のブリティッシュ・バンドの必須教科。
オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1958年(BO DIDDLEY)
チャック・ベリーのファースト・アルバム『 AFTER SCHOOL SESSION 』の翌年、
1958年に発売された記念すべきボ・ディドリーのファースト・アルバム。
ともにブルース名門レーベルであるチェスから出された、
まさにロックンロールの教科書的なアルバムの2枚。
チャック・ベリーとともに、このボ・ディドリーのアルバムも
60年代のブリティッシュ・バンドの人達は、
必須教科としていた事はもう疑う余地もありません。
もう全曲カヴァーされまくってるし、パクられまくってます。
このアルバムにジミー・リードあたりのテイストを加えると
ローリング・ストーンズに。
このアルバムにモータウンあたりのテイストを加えると
ザ・フーに。
このアルバムをバタバタとプレイすると
キンクスに。
このアルバムを若気のいたりで爆走プレイすると
プリティ・シングスが出来上がったりします。
(バンド名はもちろん[12]から)
ヤードバーズみたいなギター・バンドが[2]を定番化してますし、
マンフレッド・マンのようなオルガン・バンドも[3]をカヴァーしてますし、
ホントに広く聴かれていたようです。
特にボ・ディドリーに影響を受けたのは、
やっぱりその独特のリズムでしょう。
ボ・ディドリーといえば[1],[7],[12]のようなボー・ビートが有名っす。
確かにそのジャングル・ビートといわれるボー・ビートは魔力がムンムン、
[12]のトレモロがかかったギターとタムで刻まれるリズムに、腰がグラグラっときます。
時折はさまれるギター・リフ風ソロ?がこれまたカッチョイー!
しかしそればかりではなく、[5],[11]みたいな高速2ビートや、
[9]のようなホンワカ2ビートも60年代ブリティッシュ・ビートに影響大。
[4]のようにブルースとR&Bの絶妙なミックス・サウンドも
いやいや、サスガっすね。
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BO DIDDLEY / BO DIDDLEY
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[1] Bo Diddley [2] I'm A Man [3] Bring It To Jerome [4] Before You Accuse Me [5] Hey! Bo Diddley [6] Dearest Darling [7] Hush Your Mouth [8] Say Boss Man [9] Diddley Daddy [10] Diddy Wah Diddy [11] Who Do You Love? [12] Pretty Thing |