オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1979年
ご存知、モッズ映画「さらば青春の光」のサントラ盤。
今考えるとちょっとダサーいタイトルだけれど、
中身は今見てもやっぱりカッコイー。
ちなみに邦画で「さらば夏の光」なんていうのがあるらしいが、
何の関係もありやせん・・・
で、映画の方はホント何回も見たよ。
内容の方は、ご存知60年代当時のモッズとロッカーズの闘争をメインに描いた青春映画。
・・・とはいっても意外に真のテーマは深いぞ。
しかし、当時のおいらはそんな事おかまいなし。
ここでのジミーがやる事なす事すべてカッコよく思えて、
もう自分がモッズになりたくて、なりたくて・・・ひたすらマネをしまくった。
オーダーメイドの3つボタン・スーツは作ったし、モッズ・パーカーは買ったし、
ヴェスパも買った。(ジミーはランブレッタだけど・・・)
60'sパーティーもやったし、○○○もやったし、
リーヴァイスだって濡らして穿いてたし・・・
とにかくモッズに興味があるなら見るべし!
もう見ていただかないことには始まらないほどの名作っす。
さてさてサウンドの方は、映画の元となったフーのアルバム『 QUADROPHENIA 』の曲をリアレンジし、
ジョン・エントウィッスルがリミックスして収録。
よりハードになった感じか?
ここで収録されているフーの曲は当時のモッズ・サウンドとは言えないけど、
映画を見すぎたせいもあるけど、映像とこの音楽の一体感が見事で、
おいらは1曲ごとのシーンが脳裏に焼き付いている。
オリジナルの『 QUADROPHENIA 』にも収録されていない
映画用の新録曲(SIDE 3[3],[4],[5])も有り。
フーの前身、モッズとして売り出したSIDE 3[1]も収録。
SIDE 3[2]のCROSS SECTIONというのは映画で演奏していた奴等か?
なかなか好感がもてる演奏、アレンジですな。
そして、SIDE 4にはオールディーズ・ナンバーも入っている。
これがモッズ・クラシックだというとかなり無理がある選曲。
当時のロンドンで流行っていた曲っていう感じでとらえた方が正解でしょう。
60年代のモッズ・クラシックを聴きたいならボックス『 THE IN CROWD THE ULTIMATE MOD COLLECTION 』が便利っす。
中のブックレットと共に、
映画とセットで楽しみたいアルバムっす。
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QUADROPHENIA / SOUND TRACK
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SIDE 1: [1] I Am The Sea [2] The Real Me [3] I'm One [4] 5:15 [5] Love Reign O'er Me SIDE 2: [1] Bell Boy [2] I've Had Enough [3] Helpless Dancer [4] Doctor Jimmy SIDE 3: [1] Zoot Suit / THE HIGH NUMBERS [2] Hi Heel Sneakers / CROSS SECTION [3] Get Out And Stay Out / THE WHO [4] 4 Faces / THE WHO [5] Joker James / THE WHO [6] The Punk And The Godfather / THE WHO SIDE 4: [1] Night Train / JAMES BROWN [2] Louie Louie / THE KINGSMEN [3] Green Onions / BOOKER T AND THE MG'S [4] Rhythm Of The Rain / THE CASCADES [5] He's So Fine / THE CHIFFONS [6] Be My Baby / THE RONETTES [7] Da Doo Ron Ron / THE CRYSTALS |