オススメ度：★★★☆
いやぁ便利だよなぁ、このパスト・マスターズ。
この VOLUME ONE ともう１枚、TWO の２枚で、
オリジナル・アルバムからもれた曲がまとめて聴けるんだもんな。
まぁ、...という事はＣＤではアルバムを中心にビートルズが聴かれるわけで、
シングル盤中心で聴いてきたリアル・タイムの方には違和感があるかもしれないけど。
どうせなら曲が重複してもかまわないから、全シングル、ＥＰを発売順とかで一挙収録でもよかったな。
トホホなデヴュー曲[1]などは、いまだに？だし、
ドイツ語ヴァージョンがどうのこうのというのはどうでもよくて、
おいらが注目すべきベストの曲はなんてったって[11]。
最初聴いた時、とにかくこれにはシビレタね。
その他に[7]、[14]のポップだけどブルーなフィーリングのジョンの曲。
やっぱりこの雰囲気にはゾクゾクくるし、とにかく文句無しにカッコイー。
とにかくスゴイなぁと思うのが、なにをイマサラと思われるけれど、そのメロディー・ライン。
メジャーでもマイナーでもない、あのサウンド。
もちろんベースにはＲ＆Ｂがあるんだろうけど、ブルー・ノートとはまた違う。
(このアルバムにはその辺のルーツも[12],[16]で合わせて聴けるね。)
初期のジョンの曲はさらに特別な何かがあるのだ。
これにあの色気ムンムンのノド。このカスレ具合がなんとも絶妙で、
もうたまんないね。
残念ながら、後期にしたがってこの独特なブルー・メロディーに、
色気ムンムン・カスレ・ヴォーカルが減っていってしまうのがホント残念。
なんだかジョンの事ばっかだな。
最後にもう一言、ジョンのギターによる[14]のリフ。カッコよすぎだ！
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PAST MASTERS VOLUME ONE / THE BEATLES
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[1] Love Me Do [2] From Me To You [3] Thank You Girl [4] She Loves You [5] I'll Get You [6] I Want To Hold Your Hand [7] This Boy [8] Komm, Gib Mir Deine Hand [9] Sie Liebt Dich [10] Long Tall Sally [11] I Call Your Name [12] Slow Down [13] Matchbox [14] I Feel Fine [15] She's A Woman [16] Bad Boy [17] Yes It Is [18] I'm Down |
