オススメ度：★★★★
モンタレーのライヴでのサイケな服装や、
このアルバムにも含まれる[7]とかの演奏イメージからかな？
なんとなくサイケなイメージもあるフーだけれど、
モロにサイケデリックそのもののアルバムってないんだよね。
さてこのアルバム発売当時のイギリスはサイケが大ハヤリななか、ポップ・アート色丸出し。
トータル・アルバムとして企画され、海賊ラジオを模したような全体構成の１枚。
その名も「SELL OUT」、直訳すると"売り切れ"となるが、
売り切れするほどそんなにカッコイーわけでもなく曲も全般的に小品揃い。
ピートの超自信作でシングルとなった[7]や、
またもやロック・オペラ？な[13]など、
それなりに作りこんだ曲もあったりもしますが。
めずらしくメンバー以外の提供曲[1](サンダー・クラップ・ニューマンのスピーディー・キーン作)が、
実は一番気に入ってたりして・・・
ブックレット、曲間がコマーシャル風など、遊び心があって、
まぁ、それなりに楽しんで聴けるけれど、
アルバム的には、あともう一歩てな感じ。
悪くはないけれど、特別お気に入りというわけでもない。
残念ながらこのアルバムがビート・バンドとしてのフーの匂いが残る最後の作品。
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SELL OUT / THE WHO
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[1] Armenia City In The Sky [2] Heinz Baked Beans [3] Mary Anne With The Shaky Hand [4] Odorono [5] Tattoo [6] Our Love Was [7] I Can See For Miles [8] I Can't Reach You [9] Medac [10] Relax [11] Silas Stingy [12] Sunrise [13] Rael 1 [14] Rael 2 [15] Glittering Girl [16] Melancholia [17] Someone's Coming [18] Jaguar [19] Early Morning Cold Taxi [20] Hall Of The Mountain King [21] Girl's Eyes [22] Mary Anne With The Shaky Hand ["Alternative Version"] [23] Glow Girl |
