オススメ度:★★★★
セカンド・アルバム。多種多様なフーが詰め込まれている。
曲作りはピートはもちろん、ロジャー、ジョン、キースと全員が担当。
(収入バランス対策だってさ。)
かなりポップ・アートを意識したであろう。ジャケットから曲調までそんな感じだ。
もともとポップ志向の強いバンドだからフーらしいといえばフーらしいアルバム。
相変わらずへんてこなジョンの[2],[4]。
キース作曲の案外まともな[3]に行進曲みたいなインスト[6]。
めずらしいロジャー作曲の[8]。
他はピートでロック・オペラ[10]まである。なんじゃいロック・オペラとは?
正直、「エッ」と思うようなまずい曲もある。あえてどれとは言わないが。
しかし、スピーディーで暴力的でとにかくカッコよすぎる[1]、
さらにオリジナル、マーサ&ザ・ヴァンデラスを超えてしまった驚異的なカバー[5]、
そしてシンプルだがツボをついた名曲[9]など見逃すわけにもいかない曲もある。
罪な作品だ。
このアルバムの代表曲といえば[10]になるのだろうか?
次々に曲調が変わっていく。はっきりいってヘンテコリンである。
いまいちロック・オペラっていう感覚がわからないが、
この曲、ライヴでの演奏を聴くと案外カッコよかったりする。
罪な曲だ。
なんだかまとまりの無いヘンテコなアルバムだが、
なんとも憎めない罪なアルバムなのだ。
[11]からはボーナス・トラックでEPやシングル曲、未発表曲など。
なんだかパッとしない曲ばかり。正直、決定的なものはない。
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QUICK ONE / THE WHO
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[1] Run Run Run [2] Boris The Spider [3] I Need You [4] Whiskey Man [5] Heat Wave [6] Cobwebs And Strange [7] Don't Look Away [8] See My Way [9] So Sad About Us [10] A Quick One, While He's Away BONUS TRACKS: [11] Batman [12] Bucket T [13] Barbara Ann [14] Disguises [15] Doctor, Doctor [16] I've Been Away [17] In The City [18] Happy Jack (Acoustic Version) [19] Man With The Money [20] My Generation / Land Of Hope And Glory |