オススメ度：★★★★
ウィンウッド兄弟が脱退後の初フルアルバムである。
しかしリーダーのスペンサー・デイヴィスに焦りや気負いは感じられない。
ウィンウッド兄弟との年齢差が大きいせいか、やはり先生だからなのか、
教え子のその後の成功を静かに見守るとともに、
当バンドは、この大ピンチをクリアする。
しかし、ひょっとするとこの新メンバーに好感触を得ていて、余裕だったのかもしれない。
スペンサーはなかなかいい人事をおこなった。さすが！
([18]のインタヴューでは何を語っているのか知りたい！)
前作のサントラ「HERE WE GO 'ROUND THE MULBERRY BUSH」が良かったので、
それなりに期待してこれを聴いたが、これがなかなかの好アルバムなのだ。
(サントラではギターがフィル・ソウヤーだったが、
結婚してツアーしたくないと辞めちゃったため、レイ・フェンウイックに交代)
時々ズッコける曲もあることはあるが、粋なインストもあるし、
おいらはトラフィックのアルバムよりも聴く回数は断然多い。
ちょっとサイケが入ったポップな曲調も出来はマル。
スティーヴ・ウィンウッドのような強力なウリは無くなったけれど、
グルーヴィなハモンドもいい感じに入って、
なかなかのアルバムである。
しかしこのアルバムの後、みんな辞めちゃうのだ。
オリジナル・メンバーだったピート・ヨークまでエディ・ハーディンとデュオ組むために抜けるなんて・・・
スペンサー・デイヴィス、またまた大ピンチ！
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⇒ SPENCER DAVIS GROUP（スペンサー・デイヴィス・グループ）のページはコチラ
WITH THEIR NEW FACE ON / THE SPENCER DAVIS GROUP
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[1] With His New Face On [2] Mr. Second Class [3] Alec In Transitland [4] Sanity Inspector [5] Feel Your Way [6] Morning Sun [7] Moonshine [8] Don't Want You No More [9] Time Seller [10] Stop Me, I'm Falling BONUS TRACKS [11] After Tea [12] Aquarius Der Wassermann [13] Let The Sunshine In [14] Feel Your Way [15] I'm Lost [16] Pools Winner [17] Morning Sun [18] Spencer Davis Radio Interview |
