パブロック界幻のスーパー・バンド、ロックパイルが残した唯一のアルバム。
派手さは無いけれど、ツボつきまくりの絶品サウンドっす!
オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1980年
いやぁ、わかってるねぇ君達。
...とおいらが言うのもアレだが、とにかく素晴らしすぎ。
音楽というにふさわしく、ミュージシャン自身がプレイする事を楽しみ、
また聴き手もそれを最高に楽しめるのだ。
純粋にロックが大好きというのが伝わってくるこのアルバム。
リード・ヴォーカルもドラムのテリー以外3人でそれぞれとっていて、
またみんないい味だしてるんだなぁ...
カバー曲もセンスいいし、オリジナル(デイヴ&ニックが中心)もまたいい。
シンプルかつポップ、かつパワフルでもある。
派手さはないけど、いやぁホントにお見事。
いざ自分で演ってみると、このテのってハリがつけにくくポップになりすぎてダサくなり、
なんかうまくいかないんだよね。これこそ職人芸!
デイヴやニックそれぞれのソロ作にも、メンバーが集まってそれっぽいけれど、やはりそこはソロ作。
ロックパイルというバンドとしては、このアルバムが1番だね。
見事にお互いの長所がバッチりとかみ合ってるのだ。
[1]はあのクリエイションの名コンビ、ピケット/フィリップスの作品。
(たしかエディー・フィリップスのソロに収録されていたような...)
[11]はドクター・フィールグッドに没にされたとか。なんと贅沢。
しかし、この中に捨て曲は1曲もない。
また[13]〜[16]は当時、英国盤でEPでついていたものをボーナス・トラックで収録。
エヴァリー・ブラザーズのナンバーを、ニック、デイヴの二人で愛情豊かにカバー。
これがまたすばらしい!
このアルバム発表後、まもなくロックパイルは解散してしまう。
デイヴは遊びのつもりだったのにニックがマジになったとか、
ニック・ロウの方がデイヴより人気が出てしまったことが原因といわれているらしいが...
US盤のCDでは、さらにボーナス・トラックで、BBCライヴの[17],[18]と、
カンボジア難民救済コンサートより[19]を収録。
内容はもちろん素晴らしいが、いくらなんでも量が少なすぎで中途半端。
きちんとまとまったライヴ音源を是非ヨロシク!
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SECONDS OF PLEASURE / ROCKPILE
UK仕様 |
[1] Teacher Teacher [2] If Sugar Was As Sweet As You [3] Heart [4] Now And Always [5] Knife And Fork [6] Play That Fast Thing (One More Time) [7] Wrong Way [8] Pet You And Hold You [9] Oh What A Thrill [10] When I Write The Book [11] Fool Too Long [12] (You Ain't Nothin' But) Fine Fine Fine BONUS TRACKS: [13] Take A Message To Mary [14] Crying In The Rain [15] Poor Jenny [16] When Will I Be Loved? |
US仕様 |
EXPANDED BONUS TRACKS: [17] Back To Scooldays (Live) [18] They Called It Rock (Live) [19] Crawling From The Wreckage(Live) |
CREDIT
Tracks [1]-[12]: Produced by Nick Lowe & Rockpile
Tracks [13]-[16]: Produced by Nick Lowe & Dave Edmunds
Billy Bremner: Guitar, Vocals
Dave Edmunds: Guitar, Vocals, Piano, Organ
Nick Lowe: Bass, Vocals
Terry Williams: Drums, Drums, Drums
Tracks [13]-[16]: Produced by Nick Lowe & Dave Edmunds
Billy Bremner: Guitar, Vocals
Dave Edmunds: Guitar, Vocals, Piano, Organ
Nick Lowe: Bass, Vocals
Terry Williams: Drums, Drums, Drums