オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1968年6月
いわゆるコンセプト・アルバムというモノでしょうか。
ガーヴィというアーティストのショー仕立ての展開となっているようで、
あのビートルズの『 SGT. PEPPERS ... 』のパクリなのかパロディーなのか。
・・・英語がよーわからんおいらには歌詞カード読んでも、
今ヒトツわかりません。
ポイントはディランの地下室カヴァーである
[7]《 The Mighty Quinn 》なんでしょうかねぇ。
元々、1966年頃からバラバラに録音された曲を集めたものらしく、
後でショー仕立てにこじつけるという手法も『 SGT. PEPPERS ... 』に似てますが。
・・・という事で、その辺りの難しいトコはおいといても、
このアルバムはそれなりに楽しめます。
ヤケに陽気なロック・ナンバーである[1]にズッコケますが、
[2]以降はポップでちょっとサイケないい曲が並んでおります。
好調マイク・ハグなどの曲はサスガで、
[3],[5],[10],[13]とどれも名曲レベル。
マイク・ダボの[2],[9]などもマイク・ハグ・レベル、
まぁもともと曲作りには定評ある人だけにやはりサスガです。
ヤードバーズも演ってる[12]《 Ha! Ha! Said The Clown 》は、ズッコケですが・・・
これだけいい曲があるのだから、
外部ライターのこの曲はいらなかったような気がします。
しかし、ある程度やり尽くしたのでしょうか。
残念ながら、このアルバムを最後にマンフレッド・マンは一旦、解散しちゃいます。
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MIGHTY GARVEY! / MANFRED MANN
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[1] Happy Families (with Eddie "Fingers" Garvey) [2] No Better No Worse [3] Every Day Another Hair Turns Grey [4] Country Dancing [5] It's So Easy Falling [6] Happy Families (with Ed. Garvey & the Trio) [7] The Mighty Quinn [8] Big Betty [9] The Vicar's Daughter [10] Each And Every Day [11] Cubist Town [12] Ha! Ha! Said The Clown [13] Harry The One-Man Band [14] Happy Families (with Eddie "Fingers" Garvey) |