SO ALONE / JOHNNY THUNDERS
ソー・アローン / ジョニー・サンダース

オススメ度：★★★★★

このアルバム、カッコイーんだよね。
ニューヨーク・ドールズ、ハートブレイカーズからのレパートリーも加え、
もう名曲揃い、名演揃い。

文句なくソロ時代の最高傑作である。
ハートブレイカーズでは聴けなかったバラード・ナンバーが
これまたグッとくるものが多い。

でもソロとしてまともなスタジオ盤はこれ１枚だけというのが残念っす。


ライヴでのオープニング定番となった[1]のインストからサイコーです。
以後、押し引きを交えて一気に聴かせる。
ホント、センスいーって感じ。もっと聴きテー！

そんでもってゲストがすごい。
ピーター・ペレット、ポール・グレイ、スティーブ・ジョーンズ、ポール・クックらをバックに従え、
ゲストにフィル・リノット、スティーヴ・マリオット、クリッシー・ハインド...
[6]でスティーヴ・マリオットが歌いだすとひっくり返るぜ。
でもジョニサンだってヘナチョコ・ヴォーカルだけど負けてないのだ。

しかし、ジョニサンはホント歌へただよなぁ。
でもこのアルバムではあんま気にならない。
ちなみに[11]〜[14]はボーナス・トラックとして追加された曲。

ジョニー・サンダースという男がただのジャンキーでない事は、これ聴けばよくわかるね。
引き出しだってロックンロールだけじゃないことがよくわかる。
ホントに不思議な才能を持ったオトコなのだ。

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