
オススメ度:★★★★
まず、このジャケットで嫌悪感が出ちゃうかもしれないし(しかし、スゲー格好である)、
先入観持ってなめてかかると、見(聴き)逃してしまうが、
意外や意外、このサウンドは驚きのはずだ。
アクの強いデヴィッド・ヨハンセンのヴォーカルや、
合ってんだか外れてんだかわからないジョニー・サンダースの暴走ギターは、
好き嫌いがハッキリと別れると思うけど、
よくよく聴いてみれば、R&Bの愛情たっぷりの、メチャ、カッコイーアルバムなんである。
ボー・ディドリーのカバー[9]なんて聴いてみなさい。
数少ない技術で、なんともファンキーな演奏じゃぁありませんか。
恐るべしバンドであることがわかると思う。
オリジナル曲だって負けてないのだ。
[1]なんか単純な曲なのに、ものすごいスピード感。
[4]ではさりげなくアコースティックな面で、[8]ではポップな面をも見せる。
そんじょそこらのパンク・バンドとは1枚も2枚も上手の、
実はしっかりとした音楽性を持つスンゴイヤツラなのである。
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NEW YORK DOLLS / NEW YORK DOLLS
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[1] Personality Crisis [2] Looking For A Kiss [3] Vietnamese Baby [4] Lonely Planet Boy [5] Frankenstein (ORIG.) [6] Trash [7] Bad Girl [8] Subway Train [9] Pills [10] Private World [11] Jet Boy |
CREDIT
Produced by Todd Rundgren
David Johansen: Vocals, Harmonica, Gong
Johnny Thunders: Guitar, Vocals
Sylvain Sylvain: Guitar, Piano, Vocals
Arthur Harold Kane: Bass
Jerry Nolan: Drums
David Johansen: Vocals, Harmonica, Gong
Johnny Thunders: Guitar, Vocals
Sylvain Sylvain: Guitar, Piano, Vocals
Arthur Harold Kane: Bass
Jerry Nolan: Drums