ドクター・フィールグッドが熱烈ラヴ・コール!
復活パイレーツのファースト・アルバム。

オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1977年10月
ドクター・フィールグッドが人気絶頂の中、
そのサウンドの原型となったザ・パイレーツにラヴ・コール。
それに応える形で復活したパイレーツのファースト・アルバムがコレ、ドクロです。
もちろん、もともとはジョニー・キッド&ザ・パイレーツとして、
ビートルズよりも早く50年代から後半から活動していた
ブリティッシュ・ビートの元祖的なグループで、パイレーツはそのバック・バンド名。
ジョニー・キッドが交通事故で亡くなり、
ジョニー・キッド&ザ・パイレーツの活動はストップしちゃいましたが、
その時の黄金時代のメンバー、
ジョニー・スペンス、ミック・グリーン、フランク・ファーリーの三人で、
ザ・パイレーツとして再結成。
恐るべしパワーのライヴでパンク時代に復活したのだ。
実はザ・パイレーツ名義でも60年代にシングル
「 My Babe / Castin' My Spell 」、「 Shades Of Blue / Can't Understand 」
の2枚を出してたりします。
前置きが長くなっちゃいましたが、この復活ファースト・アルバム
ドクター・フィールグッドのファースト・アルバム『 DOWN BY THE JETTY 』と同じ、
プロデュースはヴィック・メイルというからもう役者揃い。
前半(レコードで言うとA面)は、ジョニー・キッド時代のレパートリーを中心に、
得意のライヴでぶっ放します。
とてもトリオ・バンドとは思えない迫力。
ドクター・フィールグッドはシャープな切れ味で迫りますが、
こちらパイレーツはドスッと超重量で突き進みます。
後半はオリジナルを交えて、スタジオでの収録曲。
こちらもドスッと超重量級。
おいらドスが効きまくったジョニー・スペンスのヴォーカルがちょい苦手なんですが、
ミック・グリーンのギター・カッティングは、ウイルコ・ジョンソン好きなら思わずニヤリ・・・
ベスト・カッティングは[7]かな。
このタイム感、とてもじゃないけど真似できないっす
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⇒ THE PIRATES(パイレーツ)のページはコチラ
OUT OF THEIR SKULLS / THE PIRATES
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[1] Please Don't Touch [2] I Can Tell [3] Peter Gunn [4] Lonesome Train [5] Shakin' All Over [6] Milk Cow Blues [7] Drinking Wine Spo-Dee-O-Dee [8] Do The Dog [9] Gibson, Martin, Fender [10] Don't Munchen It [11] That's The Way You Are [12] You Don't Own Me BONUS TRACKS: [13] Put Your Cat Clothes On [14] Let's Talk About Us [15] Talkin 'Bout You [16] Sweet Love On My Mind [17] Four To The Bar [18] All By Myself [19] Golden Oldies [20] All By Myelf (version 2) |