
オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1971年9月
白いピアノの前で踊るオノ・ヨーコもこわいが、
霊気ただようこのジャケットもなかなかにこわい。
[5]のエンディングの音もこわい。
しかし、中身は全編シンプルな名曲の数々。
聴く時には、ハンカチのひとつでも手元に置いておこう。
その美しいメロディー、やさしい歌声に反応する瞳から、
涙がしみ出てくる際に役立つだろう。
そしてまたジョージ・ハリソンのスライド・ギターも泣かせる。
ツボにはまる、はまる。さすがである。
[6]のソロはもうひっくりかえるほど素晴らしい。
[1]をはじめ[3],[7],[9]とバラード・タイプの美しさは格別である。
目を閉じて、感じたままに聴くだけだ。
ところで[8]での痛烈なポール批判は痛々しい。
スライドのジョージと共に2人のビートルは、
この曲をどのような思いで演奏したのだろう。
ジャケットの裏面ではジョンがブタとじゃれているショットがあるが、
同年に発売されたポール・マッカトニー「RAM」のジャケットで
羊とじゃれているポールのイヤミ以外なにものでもない。
[10]でのジョンの久々のハーモニカにはビートルズの初期を思い出させ、ホッとさせられる。
きっと、オノ・ヨーコとの出会いは、その頃と同じ以上のワクワクした気分が、
このハーモニカ・ソロとなったのだろう。
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IMAGINE / JOHN LENNON
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[1] Imagine [2] Crippled Inside [3] Jealous Guy [4] It's So Hard [5] I Don't Wanna Be A Soldier Mama [6] Gimme Some Truth [7] Oh My Lov e [8] How Do You Sleep? [9] How? [10] Oh Yoko |