なんとヴォーカルのビル・ハーレイルが脱退!
そしてエディー&ザ・ホットロッズからバリー・マスターズが参加したアルバム。

オススメ度:★★
このCDは『 TRUE LIVE STORIES 』と『 FIVE 』の2イン1である。
[1]〜[10]が1984年2月8日、
ロンドンでのライヴ録音を収めた『 TRUE LIVE STORIES 』。
そして[11]〜[22]がその後のスタジオ録音『 FIVE 』。
両アルバムともプロデュースはあのドクター・フィールグッドなどで有名な
ヴィック・メイルであり、腰の入ったリズムは健在かと思いきや・・・
エディー&ザ・ホットロッズからバリー・マスターズをヴォーカルに迎えてのインメイツ。
しかし残念ながら黒っぽさは明らかに失われ、単調さが目立つばかり。
ギターのピーター・ガンのオリジナル曲が主体なんだけれど、
渋みが取れてしまって、変にポップな面が目立つ。
さて前半のライヴ部分、演奏が安定しているのはさすが。
しかし、アクぬきされたサウンドが、やはり物足らない。
ブルースマンからいただいたジャケットが泣くぜ!
ジョニーBグッドみたいな曲調の[10]での勢いはすごいんだけどねぇ。
後半のスタジオ盤の方だが、[11]で若々しくなったなぁと思ったら、
[12]はちょっと赤面しちゃいそうなサビをもつポップなサウンドとコーラス。
青春しちゃってる[13]といい、かなりやばい。どうしちゃったのだろう?
先輩バンド、ソローズのカバー[18]を収録するなど基本志向は同じなはずなのだが、
おいらはこのスタジオ部分、ちょっと苦手。
どうにもビル脱退の影響がでかい。
この2枚でバリーは脱退し、ビルが復帰するまでの間、
ひとまずインメイツは休息状態となってしまうのである。
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TRUE LIVE STORIES | FIVE / THE INMATES
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[1] Sweet Sweet Lovin' (Gone Sour On Me) [2] Unchain My Heart [3] Love Me Two Times [4] Let's Move [5] Heartbeat [6] The Walk [7] Shaking [8] Sister Sara [9] Dirty Water [10] Denver |
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[11] Let's Move [12] I Think I'm Getting Over You [13] (Just Like) Romeo And Juliet [14] Spreadin' Rumours [15] Lonely Hearts [16] Back On The Streets [17] Baby, Say Yeah [18] Take A Heart [19] Sister Jekyll And Hyde [20] Love's For Losers [21] Heartache [22] Sweet Sweet Lovin' (Gone Sour On Me) BONUS TRACKS: [23] Back On The Streets (alternate take) |