
オススメ度:★★★★
1979年発表のファースト・アルバム。
全体的に落ち着いた演奏で渋い。ジャケットだって渋い(というか怖い)。
いったいコイツ達いくつだったんだろう。
きっと、既にパブで充分に足場を固めた自信からくる余裕なのか
デヴュー・アルバムにしてほぼ完成されたサウンドだ。
といってもそのアプローチはオーソドックスなもので小細工などなしである。
[2]でアーサー・コンレー、[4]でジミー・マクラクリン、[7]がドン・コヴェイのカバーでも明白なように、
そのサウンドはR&Bをベースとしたややソウルよりのものである。
[7]でのビルのコブシを聴くと、かなり歌いこまれた印象。体に染み込みまくっているのが伝わる。
しかしガレージ・バンド、スタンデルスのカバー[1]をトップにするなど、
変にこだわらない視野の広さをも見せる。
この辺りが、先輩ブリティッシュR&Bバンドとの違いか?
([9]ではその先輩プリティー・シングスのカバーも。)
きっと何やっても自分達のサウンドにする自信があるのだろう。
しっかりと腰の入ったツヤのあるサウンドは、あのヴィック・メイルがプロデュース。
デカめの音で聴くとなお良い。

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FIRST OFFENCE / THE INMATES
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[1] Dirty Water [2] Love Got Me [3] Mr. Unreliable [4] The Walk [5] I Can't Sleep [6] Jealousy [7] Three Time Loser [8] You're The One That Done It [9] Midnight To Six Man [10] Jeanie, Jeanie, Jeanie [11] If Time Could Turn Backwards [12] Back In History [13] I Can't Stop |