ジョージィ・フェイムのファースト・アルバムにしてライヴ盤。
当時のモッズ・クラブの雰囲気がムンムン。

オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1964年
ローリング・ストーンズが《 Sympathy For The Devil 》で取り入れるよりも早く、
コンガの気持ちよいリズムにハモンドが加わり、
ジェームス・ブラウンのインスト・カバー《 Night Train 》でスタート。
この時のジョージィは20歳になるかならないかの頃。
まさに恐るべし、小粋で洒落たセンスのよさに
「なかなかやるな!」
・・・である。
なにしろこのアルバム、
ステージと客との間もほどよい一体感で雰囲気がムンムン、
きっとモッズがイギリスでブームになる前のクラブは、
こんな感じだったんだなーという事が味わえちゃうライヴ盤なのだ。
この時のフラミンゴ・クラブは、こんなトコだろうか。
(もちろんフィクションです・・・)
多くの黒人兵士、ジャマイカン、アフリカン達の客の中に交じって、
洒落た細身のイタリアン・スーツでキメた客もチラホラ。
フロアの中央では、やけにステップのサエたヤツが
このジョージィのビートに合わせて体を揺らしている。
隣にいた客も見様見真似でステップをあわせる。
それを見て、ジョージィも洒落たビートを繰り出す。
踊るにはベストなテンポだ。
それを受けてまた別のヤツが新しいステップをキメている。
後にモッズと呼ばれるモダーンズ達だ。
「ジョージィ、今のビートは誰?」
「スモーキー・ロビンソンさ。あの黒人のトムがシングルをくれたのさ」
「クールだな。明日、探してみるよ。」
「無理だな。新しいアメリカのブラック・ミュージック、モータウンだぜ。」
「そいつはレアな輸入モンだな。また聴かせてくれるかい?」
「OK! 次はモーズ・アリソンのビート、一番のお気に入りさ。」
いやぁー、ホント聴いていて思わず腰がウキウキしてくる
気持ちのよいアルバムだ。
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RHYTHM AND BLUES AT THE FLAMINGO / GEORGIE FAME & THE BLUE FLAMES
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[1] Night Train [2] Let The Good Times Roll [3] Do The Dog [4] Eso Beso [5] Work Song [6] Parchman Farm [7] You Can't Sit Down [8] Humpty Dumpty [9] Shop Around [10] Baby Please Don't Go BONUS TRACKS: [11] Parker's Mood [12] Money (That's What I Want) [13] Madness [14] Tom Hark Goes Blue Beat [15] Humpty Dumpty (studio version) [16] One Whole Year Baby [17] Do Re Mi [18] Bend A Little [19] I'm In Love With You [20] Humpty Dumpty (German language version) |