THE COMPLETE STIFF RECORDINGS / DR.FEELGOOD
ザ・スティッフ・イヤーズ / ドクター・フィールグッド

パブロックの名門スティッフに移籍した名パブロック・バンドの、
最もパブロックらしくない時期の音源を集めた編集盤。

オススメ度：★★★☆


パブロックの名門スティッフに移籍した、パブロックの名バンド、ドクター・フィールグッドの、
最もパブロックらしくない時期の音源を集めた編集盤。

DISC ONEの[1]～[12]はアルバム『 BRILLEAUX 』から。
そして[13]～[17]は同年に出した12inchシングルからの曲。

DISC TWOの[1]～[10]はアルバム『 CLASSIC 』から。
[11]は同アルバムがCD化の時に加えられた曲。
[12]はボックス『 LOOKING BACK 』にも入っていた未発表曲。
[13]は12inchシングルとして出た[1]のＢ面曲。
[14]はカセット・シングルとして出た[1]の収録曲。


もちろんスティッフといえば、デイヴ・ロビンソンとジェイク・リヴィエラが立ち上げた、
超名門パブロック・レーベルで、
ドクター・フィールグッドが人気絶頂期だった頃にリー・ブリローも資金援助。

ルー・ルイス、ニック・ロウ、イアン・デューリーなんてパブロッカーが、
素晴らしいアルバムを出したし、
レーベル全盛期の凄さは『 LIVE STIFFS 』なんていうライヴ盤を聴けばスグわかる。

しかしフィールグッズが移籍してきた80年代半ばは、もろにレーベル下降期。
(86年にスティッフは倒産。)
合わせたわけじゃないけれど、モロにフィールグッズも下降期。
ハッキリ言ってこの時期のサウンドは好きになれない。

。。。というわけでとてもオススメできる編集盤ではないが、
フィールグッズのトホホな部分を聴きたい方はどうぞ。

DISC ONEの[13]は、さすが80年代の12inchらしく無駄に長い。
さらにムーディーなコーラスやディレイなどが加わってヤバい雰囲気アップ。
フィールグッズ・サウンドの対極をつきつめた内容に仕上がってます。


しかし、ドクター・フィールグッドのウイルコ時代からのヒット・メドレーが
たっぷりと聴けるDISC TWO[14]がうれしい誤算なのだ。

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Tracks

THE COMPLETE STIFF RECORDINGS / DR.FEELGOOD DISC ONE: [1] I Love You, So You're Mine [2] You Got My Number [3] Big Enough [4] Don't Wait Up [5] Get Rhythm [6] Where Is The Next One? [7] Play Dirty [8] Grow Too Old [9] Rough Ride [10] I'm A Real Man [11] Come Over Here [12] Take What You Can Get [13] Don't Wait Up (Extended Version) [14] Something Good [15] Rockin' With Somebody New [16] What Do You Think Of That? [17] See You Later Alligator DISC TWO: [1] Hunting Shooting Fishing [2] Break These Chains [3] Heartbeat [4] (I Wanna) Make Love To You [5] Highway 61 [6] Hurricane [7] Quit While You're Behind [8] Nothing Like It [9] Spy Vs Spy [10] Crack Me Up [11] Lights Of Downtown [12] A Touch Of Class [13] Don't Underestimate Your Enemy [14] Crash Your Car Megamix CREDIT: Project Researched, Compiles and Produced by Stephen Foster Lee Brilleaux: Vocals, Slide Guitar, Mouth Organ Gordon Russell: Guitars P.H. Mitchell: Bass, Backing Vocals Kevin Morris: Drums, Percussion

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