ガレージ、パンクの元祖、ダウンライナーズ・セクトのサード・アルバム。
ザラザラで荒っぽいガレージ・サウンドがビンビンに復活!
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1966年
1966年に発売されたダウンライナーズ・セクトのサード・アルバム。
なんとハープのピップ・ハーヴェイが失踪しちゃったとのことで、
ドン&キースにテリー・ギブソン、ジョン・サットンの4人組に。
その為かジャケット写真のメンバーが異様にトリミングされ、
背景には観光名所「ROCK」が強引にはめ込まれてカッチョ悪し。
全作セカンドはアレでしたが、ガレージ色がビンビンに復活!
音が悪い分、ダーティな雰囲気がモワモワ漂ってサウンドはカッコイーっす。
イチオシはチャック・ベリー(タンパ・レッドがオリジナル?)の[9]。
爆裂大暴走!
元祖ガレージ・パンク・バンドのもうひとつのゴッド、
プリティ・シングスはファーストで同曲を渋めにキメてましたね。
この曲、ローリング・ストーンズもカバーしてました。
全体的にキース・グラントのベースがバフバフと目立ってます。
荒っぽいプレイですが、なにげにウマいですなぁ。
後のガレージ・バンドの定番曲になった
無名時代のルー・リード/ジョン・ケイル作[8]という意外な曲での、
リード・ギターのフレーズもスゴイ!
メジャー・キーなのにマイナーのままで、
リフを弾き続け、怪しい雰囲気がムンムンなのだ。
しかしやっぱり怪しすぎて売れないのか、
その後、バンド名を変えるもリーダーのドン・クレインが脱退。
キース・グラントがバンドを率いるものの60年代末に解散してしまった。
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[1] Hang On Sloopy [2] Fortune Teller [3] Hey Hey Hey Hey [4] Everything I've Got To Give [5] Outside [6] I'm Hooked On You [7] Comin' Home Baby [8] Why Don't You Smile Now [9] Don't Lie To Me [10] May The Bird Of Paradise Fly Up Your Nose [11] He Was A Square [12] I'm Looking For A Woman [13] Rock Sect's In Again [14] Brand New Cadillac BONUS TRACKS: [15] All Night Worker [16] Glendora [17] I'll Find Out [18] The Cost Of Living [19] White Caterpillar [20] Lord Of The Ring [21] Spider |
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