デイヴのスタジオ・オタクぶりが全開のアルバム。
ほとんど一人でフィル・スペクターしてます。

オススメ度:★★★☆
オリジナル・リリース:1975年
デイヴ・エドマンズのスタジオ・オタクぶりが
爆発したのがこのアルバム。
ほとんど一人でフィル・スペクターしてます。
邦題は『ひとりぼっちのスタジオ』と、オタク度を後押し。
しかし、いちおう巷ではフィル・サウンドどうのこうので名盤とされている。
そのデイヴ・エドマンズは、
自身が経営に携わるロックフィールド・スタジオを手に入れたとき、
あのフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドと
プレスリーなどのサン・スタジオのサウンドを再現したかったらしいが、
ここでは、前者フィル・スペクター全開モードとなっている。
フィル・スペクターの元カミさん、
ロニー・スペクター率いるロネッツのカヴァー[1]からして、なりきり。
デイヴの鼻にかかった高音ヴォーカルは、
ここではその曲調といい、ちょいとキモい。
[3],[4],[9]あたりもその色が全開だ。
アーサー・アレキサンダーのカヴァー、R&B調の[7]でも、
ノリは重く軽快さに欠ける。
音の洪水、ウォール・オブ・サウンド再現より、
おいら的には、後のシンプルなロッキン・ビートの方が好きなんで★低め。
レコードでは両面のラストを飾る、
お得意のチャック・ベリーのカヴァー2曲は、
ブリンズリー・シュウォーツとのライヴで収録。
こちらはいつもの荒っぽいプレーで一安心。
ニック・ロウ作の[10]も収録。
こちらは激甘バラード。
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SUBTLE AS A FLYING MALLET / DAVE EDMUNDS
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[1] Baby I Love You [2] Leave My Woman Alone [3] Maybe [4] Da Doo Ron Ron [5] Let It Be Me [6] No Money Down [7] Shot Of Rhythm And Blues [8] Billy The Kid [9] Born To Be With You [10] She's My Baby [11] I Ain't Never [12] Let It Rock |