
オススメ度:★★★★
クリエイションの曲に加えて、
前身バンドであるマーク・フォー時代の音源も加えたCD。
クリエイションをこれ1枚で・・・というには物足りないけれど、
進化の過程を知るには、やはりマーク・フォー時代も欠かせないので貴重なコンピだ。
マーク・フォーとしてのシングル曲は順にA面/B面として、
[2]/[9]、[3]/[10]、[4]/[11]、[5]/[12]、[6]/[13]だ。
ありきたりのブリティッシュ・ビート・バンドから、
思考錯誤しながら、クリエイション・サウンドが構築されていくのがわかる。
そのサウンドの影にはあのシェル・タルミーの存在がある。
フーの次のバンドでもうヒトヤマ当てようと企んでいたとき、
当時よくフーと対バンしていたという、
バーズ、そしてこのマーク・フォーに目をつけたらしい。
(この辺りのセンスはさすが!)
バーズはフーと同じリアクションと契約していたのであきらめ、
マーク・フォーをクリエイションとして改名、売り出そうとしたわけだ。
クリエイションとしての[1]と。マーク・フォーとしての[2]を聞き並べると、
怖いくらいの化け方だ。シェル・タルミーの執念がここにある。
ブリティッシュR&Bビートをベースとして、
メロディはより明確に、ビートはよりハードにと変化していく。
クリエイション・サウンドはデビューにして完成されていたのだ。
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THE MARK FOUR / THE CREATION
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[1] Biff Bang Pow [2] Rock Around The Clock [3] Try It Baby [4] Hurt Me If You Will [5] Work All Day (Sleep all night) [6] Tango [7] Nightmares [8] Like A Rolling Stone [9] Slow Down [10] Crazy Country Hop [11] I'm Leaving [12] Going Down Fast [13] Baby What's Wrong [14] Sylvette |