なんだかゾクゾクっとくるアルバム。
思わず惹きつけられる、ビートルズ中期の最高傑作!?
オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1966年8月
「ワン・ツゥー・スリー・フォー・ワン・ツゥー」、
(裏でも後からワン・ツゥー・スリー・フォーって言ってますね。)
このオープニングからして、なんだかゾクゾクっとくるアルバムだ。
うまく言えないけれど、なんだか違う雰囲気が漂っているんだよねぇ。
その雰囲気の中で初っ端は、ジョージ・ハリソンの曲《 Taxman 》。
文句無しのカッコ良さだ。
それを引き立てているのが、
ブイブイとハネまくるポールのリッケンバッカーのベース、絶品である。
他にもジョージは、[4],[12]と3曲も提供。
[4]なんておいらには理解不能の孤高の世界、
[12]はこれまでと同様のノペーっとした曲だけど、なんだか絶好調なのだ。
それでもってポール・マッカートニー、これまた素晴らしい曲を連発。
[2],[5],[8],[10],[13]とさすがのメロディー。
[2]や[5]みたいなクラシック調の曲も、
これまでだったらやけに甘い部分が目立って
「なんだかなぁー」って感じだったけど、
ピリッとしたスパイスが効いて引き締まって聴こえるのだ。
[10]なんて、ホントいー曲だと思うしね。
[8],[13]はあんまり好きじゃないけど・・・
ジョン・レノンは完全に次の段階に突入。
他のメンバーの曲の完成度がアップするのとは反対に
[2],[7],[14]のような、曲を解体するような実験を展開。
しかし、それがまたカッコ良く仕上がってるんだからサスガのセンス。
[9],[11]みたいなこれまでのようなロック・ナンバーも
やはり捨て難い魅力。
あー、リンゴ忘れてた・・・
と言わんばかりに付け足したような曲[6]《 Yellow Submarine 》。
この曲だけが、アルバムの雰囲気から完全にハズれてますが・・・
それにしても抜群にカッコいーアルバムなのだ。
ドイツ時代の仲間、クラウス・フォアマンによるジャケットも好きだな。
(ジョンの口の右下にクラウスの名前と顔が小さく入ってるよ!)
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REVOLVER / THE BEATLES
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[1] Taxman [2] Eleanor Rigby [3] I'm Only Sleeping [4] Love You To [5] Here, There And Everywhere [6] Yellow Submarine [7] She Said She Said [8] Good Day Sunshine [9] And Your Bird Can Sing [10] For No One [11] Doctor Robert [12] I Want To Tell You [13] Got To Get You Into My Life [14] Tomorrow Never Knows |
CREDIT
Produced by George Martin
John Lennen: Vocal, Rhythm Guitar
George Harrison: Vocal, Lead Guitar
Paul McCartney: Vocal, Bass
Ringo Starr: Vocal, Drums
John Lennen: Vocal, Rhythm Guitar
George Harrison: Vocal, Lead Guitar
Paul McCartney: Vocal, Bass
Ringo Starr: Vocal, Drums