
オススメ度:★★★★
マージー・ビート・バンド(ロリー・ストーム&ザ・ハリケーンズ)→
モッズ・バンド(ジ・アートウッズ)→
ブルース・バンド(ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイーカーズ)と
60年代のメイン街道のバンドで突っ走ってきた驚異のオッサン、
キーフ・ハートリーがリーダーとなって、出した最初のアルバムがこれだ。
本人あこがれのインディアン姿のジャケットも異様だが、
中身の方は、はなかなか充実しててマトモ。
ドラマーであるキーフがリーダーという事で、
ちょっとかたよったサウンドかと思うけど、この男なかなかやり手で、
本人はヒカエメに実に見事なブルース・ベースのアルバムである。
ミラー・アンダーソンのちょいとスティーヴ・ウインウッド似の
ソウルフルなヴォーカルを主体に、
ファンキーかつちょっぴりジャジーでヘヴィーな味付け。
[1]では、ちょいとスペンサー・デイヴィス・グループの
「I'm A Man」を拝借してるが、
グルーヴィーなハモンドが入ってたりしてグッド。
ブラス隊も入ってたり、フルートなんかも使ったりしてアレンジも凝ってるし、
ブルース・ベースだが、それほどブルース臭くはない。
[6]では哀愁もただよっちゃったりなんかしてるし、
[7]なんかちょっぴりサイケ・ポップ。
このバンドって、あのウッドストックにも出てたんだね。
アホなマネージャーがギャラを要求しすぎて、映画やサントラには出られなかったとか...

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HALFBREED / KEEF HARTLEY BAND
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[1] Sacked Introducing Hearts And Flowers Confusion Theme The Halfbreed [2] Born To Die [3] Sinnin' For You [4] Leavin' Trunk [5] Just To Cry [6] Too Much Thinking [7] Leave It 'Til The Morning [8] Think It Over Too Much To Take |
CREDIT
Produced by Neil Slaven
Miller Anderson: Vocal, Guitar
Peter Dines: Organ, Harpsicord
Spit James: Guitar
Gary Thain: Bass Guitar
Keef Hartley: Drums
Miller Anderson: Vocal, Guitar
Peter Dines: Organ, Harpsicord
Spit James: Guitar
Gary Thain: Bass Guitar
Keef Hartley: Drums