
オススメ度:★★★★☆
当時、奇跡的に発表された唯一のオリジナル・アルバムをベースに
シングル曲[13]〜[20]やEP「JAZZ IN JEANS」[21]〜[24]の曲、
「セント・ヴァレンタインズ・デイ・マサカー」と
改名後のシングル[25]/[26]も収録したお得なCD。
[1]〜[12]がそのアルバムからの曲だけれど、すべてカバー曲。
しかもその選曲は渋い、渋い。
60年代のモッズ・サウンドといってなんとなくイメージするのは、
このバンドみたいな音じゃないでしょうか?
それほど見事な、オルガン・ベースのモッドなR&Bサウンドが味わえるのだ。
バンドはUK各地から集められたツワ物メンバーで構成されていて、
ちょっぴりジャジーに、時にはハードなガレージ風味、ポップ風味と自由自在。
あらゆる角度からグイグイと盛り上げてくる。
インストの[4]や[9]もかなり聴き応えあり。
ほとんどがシンプルな曲だが、その演奏力で見事に起伏をつけ、
ジョン・ロードのクラシック風味でグルーヴィーなオルガンがからみつき、
デレク・グリフィスのギターが彩りをつける。
(多分、ジョンとデレクの二人がこのバンド・サウンドの鍵を握ってると思われる。)
そしてご存知、あのアート・ウッドの
ハード&ワイルドなダミ声ヴォーカルが炸裂するのだ。
クラブで繰り広げられた、ライヴの方は連夜超満員でかなりの評判だったらしい。
しかし、アルバムの方はさっぱり売れなかったそうな・・・
きっとこのテのサウンドはウチでレコードを聴くより、
クラブで踊りながら聴いた方が100倍楽しめるって事を、
当時のモッズ達は知ってたんだね。
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ART GALLERY / THE ARTWOODS
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[1] Can't You Hear Me [2] Down In The Valley [3] Things Get Better [4] Walk On The Wild Side [5] I Keep Forgettin' [6] Keep Lookin' [7] One More Heartache [8] Work, Work, Work [9] Be My Lady [10] If You Gotta Make A Fool Of Somebody [11] Stop And Think It Over [12] Don't Cry No More ADDITIONAL TRACKS: [13] Sweet Mary [14] If I Ever Get My Hands On You [15] Goodbye Sisters [16] She Knows What To Do [17] I Take What I Want [18] I Feel Good [19] What Shall I Do [20] In The Deep End [21] These Boots Are Made For Walkin' [22] A Taste Of Honey [23] Our Man Flint [24] Routine [25] Brother Can You Spare A Dime [26] Al's Party |
CREDIT
Produced by Mike Vernon
Art Wood: Vocals
Derek Griffiths: Guitar
Malcolm Pool: Bass
Jon Lord: Keybords
Keef Hartley: Drums
Art Wood: Vocals
Derek Griffiths: Guitar
Malcolm Pool: Bass
Jon Lord: Keybords
Keef Hartley: Drums