実質的には最後のアニマルズのアルバム。
ちょっとサイケでポップなサウンドはなかなかクセになります。
オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1968年12月
この後、何度か再結成したりするアニマルズだけれど、
実質的には、このアルバムがラスト・アルバムでしょう。
とは言ってもオリジナル・メンバーはヴォーカルのエリック・バードンしかいないし、
このアルバムが発売された時には解散してたらしいけど・・・
おいらがこのアルバムを買った当初はいまひとつピンとこなかくて、
ほとんど聴かなかったのだけれど、
な、な、なんと、あの元祖モッズ・オヤジ、
ズート・マネーがメンバーとして参加してるということで
(前アルバム『 EVERY ONE OF US 』から参加)
聴きなおしたら、これがなかなかクセになるサウンドなのだ。
ちなみにギターにはズート・マネーの愛弟子である、アンディー・サマーズも参加。
もちろん後にポリスのメンバーとして有名になった人っす。
CDでは1枚に納まっているけれど、各曲がえらく長く[8]なんて17分23秒。
LPでは2枚組で、A面[1][2][3]、B面[4][5]、C面[6],[7]、D面[8]という構成。
EMI時代のヒット連発なアニマルズを期待して聴くと、
ズート、アンディー色が強く間違いなくアレレ?ですが、
なかなかポップな曲が多く、ちょっとサイケも入って随所にアイデアいっぱい。
曲の長さを感じさせず、ちょっとB級(?)なトコもあり一気に楽しめる。
アニマルズ・ファンじゃない人にこのアルバムが好きな人が多いという
ちょっと変なアニマルズのアルバム。
ちょっと変といえば、ラストの大作[8]はキテます・・・
一般的には迷作かもしれませんが、個人的には名作ですな!
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LOVE IS / ERIC BURDON & THE ANIMALS
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[1] River Deep, Mountain High [2] I'm An Animal [3] I'm Dying, Or Am I? [4] Ring Of Fire [5] Colored Rain [6] To Love Somebody [7] As The Tears Go Passing By [8] Gemini - The Madman |